常磐線下り各駅停車で金町駅へ行くと駅の手前で中川を渡り、進行方向左側に三菱製紙工場が見えていた。
(2003年工場は操業停止、金町駅での貨物扱いは終了)
金町駅緩行線ホームの北側に工場からの専用線があり、有蓋貨車での搬入と搬出がホームから見学できた。
(1) 松戸駅方向から貨物列車が到着。構内側線へ停車。
側線はホームの南側にある。ここから常磐線快速線、緩行線を越えて貨車を工場専用線へ移動させる。
1991年10月撮影
(2) 三菱製紙工場から専用線をディーゼル機関車が来て構内の手前で停車している。
左奥には上下緩行線を横切り貨車をホーム北側へ移動させた(1)のJR機関車が写っている。
午前11時頃撮影
(3) ディーゼル機関車が(2)の位置から金町駅内の専用線へ進入。
ダブルクロスポイントを通過中。
(4) ディーゼル機関車を貨車に連結。
ホームから近過ぎて機関車全景が入らない!
日常的光景のためカメラを向けている人は私の他にはいなかった。
(5) 貨車を工場へ運ぶ
貨車は2軸ボーギー台車のワキ5000
(6) 4両のワキ5000貨車を工場へ運ぶ
(2024年 記)
JR尼崎−立花間の南側にある工業地帯にあった車両工場で阪急電車の車体が作られていた。
この区間を通る電車から1980年代まで阪急色の車体が工場の壁越しに上半分が見えていた。
東武鉄道の車体を見たこともあった。
車体は車両工場から尼崎駅へ引き込み線を国鉄のゲージの仮台車に載せ、尼崎(注*)から吹田まで運び、連絡線を使って正雀工場へ運び、阪急のゲージの台車に載せ替えていた。
注*)車両工場は東海道線の南側にあり、引き込み線で尼崎駅の下り側貨物線に着く。
吹田へ向かうには四複線北側の上り貨物線へ行くために南の貨物線から福知山線下り線跨線橋で塚口駅へ行き、福知山線上り線で尼崎駅構内上り側貨物線へ入り吹田へ行ったのだと思う。
(尼崎駅構内に停まっている仮台車の阪急電車は見ている。駅構内で四複線を車両が横断するのは無理なので個人の想像です。)
阪急正雀工場の一般公開時 1997年に撮影
正雀工場内の吹田操車場寄りにあったJR(国鉄)のゲージと阪急の標準ゲージ3軌道のポイント部分。
レールは錆びていて既に使っていないと思われる。
柵の左側はJR線