〔iA〕の私記 2008年3月の書

次に、 「〔iA〕実験体1」の四角形を使い、 立方体が弾けたようなものを作ってみました。
これは、極めて初歩的ながら、平面である画像のみを用い、 立体を表現してみたつもりです。

一方、この種のものの最終日に、何等かのサプライズはつきものです。
〔iA〕も例外ではなく、 「ネットパーティツアー」と題されたイベントが開催されました。

内容は、 「internet Adventure〔iA〕公式サイト」でも、 案内役となっている「あいえちゃん」、「あいたろうくん」 と呼ばれるイベントキャラクターがお勧めアイランドを案内してくれるというもので、 アバターの軌跡を辿ることでアイランドを移動できるという 〔iA〕の機能が活かされていました。
また、「イベントキャラクター」といっても、所謂NPC ではなく、 SEGA の方が操作なさっていました。

この日は、 「ネットパーティツアー」が何度も繰り返されていたようなのですけれども、 私が参加した回は、22時開始のもので、寄寓にも、 「MercuriusLAB」 の方とご一緒でした。

最初に案内されたアイランドは、なんと、 2008年3月27日 の時点で記述した某大手雑誌編集部でした。

また、ここでは、開発中の 3Dオブジェクトがいくつか披露されました。
上の画像の城は、アイランドのオーナーになると入手可能となる予定とのことです。
また、ユーザーが作成した 3Dオブジェクトも利用可能となる予定とのことです。

次に案内されたアイランドは、 「ぷよぷよフィーバー　Windows版 公式ページ」 でした。

次に案内されたアイランドは、ユーザーサイトである 「ユウグレエレジィ」様で、 平面である画像のみで表現された立体が圧巻でした。
しかしながら、このように多数のアバターが存在する状況では、 「Pia」が正常に描画されないようでした。
以後、「画面表示設定」の「最大fps」の値を大きくしてみることにしました。

最後に案内されたアイランドは、SEGA の会社情報のページで、 本社ビルが再現されていました。
また、ここでは、開発者の方の 「ミーム」 を参照することが可能でした。

SEGA の本社ビルの内部には、忠実に再現されているという 1階がありました(実は、 SEGA の会社案内という別のページのアイランドようです)。
ここには、将来、〔iA〕に実装予定のショップやアトラクションなどといった 仮想施設の図が展示されていました。

この後、「Pia」や「ミーム」で暫く試行錯誤を行った後、P-Gengen の家にもどると、 驚くべき展開が待っていました。

なんと、P-Gengen の家に、あのイベントキャラクター 「あいえちゃん」がいらしていました。
しかも、あろうことか、次回のツアーで、 「internet Adventure〔iA〕の私記」 を紹介なさいたいとの仰せでした。

そこで、桜に関しては、 「MercuriusLAB」 の方の作品であると申し上げると、 「MercuriusLAB」 様のアイランドもご覧になっていました。

本来ならば、本職のクリエーターであらせられる 「MercuriusLAB」 の方の作品こそ、ご紹介されるべきと思ったのですけれども、 非常に残念なことに、ご不在でした。

また、ツアー参加者向けに、このようなものも作ってみました。

25時開始の「ネットパーティツアー」最終便で、本当に 「internet Adventure〔iA〕の私記」 が紹介されました。

生身の人員による週末の深夜におよぶご尽力には、 業務とはいえ、頭の下がる思いです。
どうもありがとうございました。

私にとっては、運命的と思えるクローズドβテスト最終日となりました。

「リンク集」を更新しました。

2008年3月19日 の時点で述べた 「MercuriusLAB」様 が公開なさっている情報に、 空模様は、日本標準時に同期しているという主旨のものがあったのですけれども、 私が〔iA〕で星空以外の空模様を見るのは、この日が初めてでした。
しかしながら、このような仕様ですと、私のように夜しかプレイできない者は、 星空しか見ることができなくなってしまいます(改善の要望を出しておきました)。

「MercuriusLAB」 の方といえば、 前回の時点でメッセージをいただいていたことに今さらながら気づきました。

〔iA〕におけるメッセージは、「マイページ」から参照することができます。
前回の記述 で、「マイページ」を管理画面であると述べたのですけれども、 所謂SNS(Social Networking Service)に相当する機能も具備しています。

本来ならば、メッセージをお返しすべきところですけれども、 ここは、〔iA〕らしく、直接訪問させていただくことにしました。

ようやく、別世界以来の再会を果たすことができました(〔iA〕では、 これが出逢いということになります)。
家の内部を拝見させていただくと、一目でこの方のものであるとわかる作品が 美しく配置されていることに目をうばわれました。
また、疎遠であるにも関わらず、親しくお声をかけてくださるなど、 ご厚情を賜ったことに感謝しています。
このような有様を目の当たりにしますと、 MMORPG もメタバースも(〔iA〕が本当にメタバースであるか否かは、さておき)、 システムを活かすのは人である と再認識させられます。

あまり長居してもご迷惑かと思い、この後は、 単身でいろいろなものを眺めてみることにしました。

この日、私は、雪景色のアイランドというものを初めて見ました。

また、某大手雑誌編集部らしきところへ移動すると、衝撃的なものに遭遇しました。

実は、 「MercuriusLAB」 の方も似たようなものをお作りになっていたのですけれども、 こちらのものは、本来 2D であるはずの画像の上に、 アバターが乗るという状況を作り出していました。

「クローズドβテスト運営サイト」のお知らせによりますと、 『internet Adventure〔iA〕クローズドβテスト』は、 次回、第6日で一区切りとのことです。

家に入ると、〔iA〕を起動している IE に、 「マイページ」と呼ばれる管理画面がブラウズされます。

「マイページ」には、様々な機能があるのですけれども、 「アバター編集」を選択すると、アバターを変更することができます。

そこで、 私のアバターを幼児のような体形(既定値)から少年のような体形に変更してみました。

なお、家を建てていない状態で「マイページ」を参照するためには、 「公式アイランド」内にある「迷子センター」に移動する必要があるとのことです。

〔iA〕へのログオン後(〔iA〕では、「ログイン」ではなく、 「ログオン」のようです)、最初の操作は、「アバターエディット」でした。

〔iA〕におけるアバター編集は、 他社製 MMORPG のキャラクター生成などと比較しても、 自由度が高いといえると思います。

例えば、「からだ」(画像左上)を選択すると、 アバターの身長や体形を調整することができます。 また、「デフォルメ」を選択すると、頭部と胴部の大きさの比率や足(「脚」ではなく、 「足」です)と胴部の大きさの比率を調整することができます。

顔の部品についても、多くのものは、調整が可能です。
例えば、目(画像右上)を選択すると、目の形のみならず、 高さ(顔の中での位置)、角度、間隔、大きさを調整することができます。 また、皮膚、頭髪、目の色彩を選択することもできます。
しかしながら、色彩に関しては、選択肢が少なく、 輪郭、目の形、鼻の形、口の形に関しては、奇抜なものが多く、 実用的な選択肢が少ないように感じました。

「アバターエディット」を「完成」させると、 「公式アイランド」にアバターが現れました。

次に、私は、服飾アイテムを変更することにしました。

服飾アイテムの変更には、「からだウィンドウ」(画像左上)と 「手持ちカバンウィンドウ」(画像右上)を用います。
「手持ちカバンウィンドウ」にある服飾アイテムを「からだウィンドウ」 にドラッグアンドドロップするか、「手持ちカバンウィンドウ」 にある服飾アイテムをダブルクリックすると、装着されます。
また、女性用の服飾アイテムを男性のアバターに装着することもできます。

装着した服飾アイテムを脱ぐためには、「からだウィンドウ」 にある服飾アイテムをクリックした後、「脱ぐ」をクリックするか、 「からだウィンドウ」にある服飾アイテムをダブルクリックします。
脱いだ服飾アイテムは、「手持ちカバンウィンドウ」にもどります。

服飾アイテムは、装着する度に、重ね着されていきます(これは、 とても特徴的であると思います)。

画像左上は、「ダイヤ柄網タイツ」の上に「スポーティーソックス」を 「スポーティーソックス」の上に「スニーカー(白)」を重ね着しています。 また、「ダイヤ柄網タイツ」の上に「ハーフパンツ(デニム)」を重ね着しています。
画像右上は、 「ローライズジーンズ」の上に「ハーフパンツ(デニム)」を重ね着しています。

次に、私は、「画面表示設定」を変更することにしました。

「画面サイズ」の既定値は、800×600 なのですけれども、 このままですと、狭い上に、私の環境では、 GA の拡大機能の影響で文字が滲んで見えるため、 解像度を高くすることにしました。 しかしながら、高くし過ぎると、挙動が重くなってしまいます。 結局、文字の判読し易さから、1024×768 を選択しました。

「表現のクオリティ」は、各々、3段階までの選択肢があります。 クオリティは、1 が最も低く、3 が最も高くなります。
私の環境では、「海の表現レベル」を高くしても、 大きな変化がなかったため、最低の 1 を選択しました。
「影の表現レベル」を最高の 3 にすると、見栄えが向上する代わりに、 挙動が劇的に重くなりました。 しかしながら、最低の 1 にすると、影がまったく表示されませんでしたので、 2 を選択しました。
「レンダーテクスチャレベル」は、最高の 3 にしても、 あまり重くなりませんでしたので、見栄え重視という観点で、3 を選択しました。
「最大fps 」は、値を大きくするほど、アバターなどの挙動が滑らかになります。

設定を終えた私は、別の「アイランド」に移動することにしました。
「アイランド」とは、URL毎に割り当てられた 3D空間で、 〔iA〕の最大の特徴であるといえると思います。
アイランドを移動する方法としては、 以降の 5 種を確認しています(他にもあるかも知れません)。

• 〔iA〕を起動している IE のアドレスバーに URL を入力する。
• 〔iA〕を起動している IE の「お気に入り」で、Webページを選択する。
• 〔iA〕を起動している IE でブラウズしている Webページのアンカー(リンク)を辿る。
• 別のアバターの軌跡を辿る。
• 「Pia」 や 「ミーム」

IE を複数起動している場合、 〔iA〕を起動している IE 以外で Webページをブラウズしても、 アイランドの移動は、行われません。 このため、Webページのアンカー(リンク)を辿る際、 新規ウィンドウが開かれる場合には、移動しません。

なお、すでにアバターエディットを完了させた後で〔iA〕を起動する場合、 冒頭の画像のように、「blank」(空白)をブラウズしていると、 必ずエラーが発生するようです。 この場合でも、アイランドの移動は可能ですので、 移動してしまえば、実害はないようです。

私が最初に移動したアイランドは、 「MercuriusLAB」様 のアイランドでした。
「MercuriusLAB」 の方は、 私が MMORPG「マビノギ」(mabinogi) をプレイしていた頃にご縁のあった方で(疎遠ではありますけれども)、 私よりも先に『internet Adventure〔iA〕クローズドβテスト』 の状況を公開なさっていました。

しかしながら、このときは、不在のご様子で、残念に思いました。

この日は、「http://www5f.biglobe.ne.jp/」というアイランドに 「http://www5f.biglobe.ne.jp/~p-gengen/」というアイランドを 追加した辺りで時間切れでした。