乗車記録 〜100回目のおんもへ〜

その5:猛暑の南東北に国鉄グルマを訪ね(磐越西線・米坂線 2008.7.18−20)


いつもご覧頂きありがとうございます。
自身の仕事面や体調面で少し間が空きましたが、約10ヶ月ぶりに
「100回目のおんも」に書けるような鉄道旅に行ってきました。
場所は南東北。目的は彼の地に残る国鉄型車両の撮影と乗車。
若干のアクシデントもありましたが?暑い中満足行く旅となりました。
車中泊を含む変則2泊3日の旅。ではご覧下さい。


2008年07月18日(金) 天候:曇り/雨


岡山駅  22:05
 ↓       「こだま674号」
新大阪駅 23:21


今回の旅は岡山駅からスタート(自宅〜岡山駅は省略)。
夜の岡山駅はいつもと変わらぬ光景。東方面への新幹線は仕事でほぼ毎週利用していますが、
さすがにこの時間帯からの乗車はあまりなく、少し新鮮です。
第一走者には、今年の「国鉄型車両」としては最もホットなクルマであろう、
0系新幹線「こだま」を選びました。

(左)相生停車中。赤い目のテールランプが国鉄世代の琴線に触れる旅情を誘います。
(右)車内には東海道を走行する全盛期の晴れ姿がパネルとして飾られていました。


現役最終年に往年の青とアイボリーの塗装に戻された0系。
この外観、また室内の重厚感は貫禄たっぷりです。
但し走行性能的なパフォーマンスをはじめ、内外共に衰えは隠せず、
同じ料金を払って乗る新幹線の最新型車両とは隔世の感があります。
使用されている材質の件などもあるため、引退はやむを得ないかも知れませんが、
せめてイベント用動態保存でもしていただきたいものだと思ってしまいます。

この時間ですと6連こだまの車内はガラガラ。
しかし、その中にはリュックにデジタルカメラ片手の「鉄」な方も結構見受けられます。
連休前ですし、一部学生は夏休みにも突入しています。0系新幹線はこの夏注目の的ですね。
今回乗車したのはR61編成。車内チャイムが(JR西の「いい日旅立ち」アレンジではなく)
東京−博多間を走破していた頃のものが使われています。
久しぶりに聞く懐かしいメロディを聴きながら、夕立のような激しい雨が降る新大阪に到着。

新大阪駅 23:32
 ↓       501M 「きたぐに」
新津駅  08:10


(左)今回使用した切符。   (右)新大阪駅の乗車案内板。

新大阪では11分の接続。在来線ホームに降りるとほどなく案内が流れ、今夜の宿&
移動手段である「きたぐに」が入線してきました。
583系は学生時代のスキー合宿で「シュプール野沢」の座席指定車で大阪−関山を往復した事が
あるだけで、実は「きたぐに」および3段ハネは初乗りです。
連休前もあり自由席もぎっしりの模様。寝台もほぼ満席状態で、予約時も中段しか
取れませんでした。
往年の名車583系を使用する唯一の優等列車「きたぐに」ですが、開放3段寝台は
現在の居住レベルからすれば劣悪なのは明らか。
乗り込んだ中段も、ハシゴ伝いに潜り込むと天地も低く
「うっ!狭い!」て感じ。
ただ、狭いながらも荷物をまとめ、浴衣に着替え、小窓を開けて流れゆく夜の灯りを見ていると、
これはこれで少し落ち着いてくるから不思議なものです。
周囲の寝台も全て満席の模様。他にする事もなさそうで、検札を終え、大津発車を確認した辺りで
眠りについていました。

(左)ヘッドマーク(長岡駅で撮影)。   (右)作者が利用した中段寝台。乗り込んだ時は「狭い!」と思ったが。

2008年07月19日(土) 天候:晴れ

おはようございます。目が覚めると5時25分。ちょうど糸魚川停車で、小窓から外を見ると
青ツートンと首都圏色の大糸線キハ52が見えました。
列車は日本海沿岸を定刻通り走っているようです。

(左)日本海沿線を走る。   (右)山側の風景。北陸道と並走しています。

カーテンを開けて廊下を見渡すと、あちこちのカーテンが開いており、乗客は半分くらいになっています。
富山辺りで降りてしまったのでしょうか。
直江津で21分停車があり、ホームに降りて車両を撮影。ついでにトイレも。

(左)直江津駅停車中の「きたぐに」。12連だとなかなかの迫力。   (右)来年の国体は新潟。「トキめき国体」のPR看板が出ていました。

直江津発車時点で、作者の寝ていた区画は上段、下段とも下車して自分一人だけになっていました。
下段を利用していた方がまるで未使用寝台のように綺麗に片付けて下車していた(女性?)ので、
幅も高さも広く、車窓も楽しめて小テーブルもある下段に鞍替え。
昨夜岡山駅で買っていたサンドイッチとヨーグルトをほおばります。

(左)直江津発車後に下段を使用して朝食。サンドイッチとヨーグルト。   (右)国鉄車両のお約束、灰皿とセンヌキ。「こじる」の表記も健在。

区画が独り占め状態になったので、一瞬「寝台をバラしてハザにしたろか?」と
考えましたが…くれぐれもそのような事はしないように(笑)

柏崎、長岡あたりでも多くの客が下車(もっとも、自由席は直江津辺りから区間利用客が
乗り込んでくるため、満席状態は変わらず)し、8時10分定刻に新津駅到着。
磐越西線に乗り換えるため下車しました。
ホームの外れに今日の撮影ターゲットとなる「ばんえつ物語」号客車がC57とEF81との
プッシュプル状態で停まっています。暫くしてEF81に牽かれて新潟方面へ回送されていきました。

(左)EF81「ばんえつ物語」。これもなかなか格好いいんじゃない?   (右)磐越西線の目玉商品「C57−180」。

C57−180は今年になって門鉄デフで走っている姿を写真で目にしていたので、それを楽しみに
していたのですが、残念ながら?普通のデフ姿に戻っていました。

新津駅 08:38
 ↓       3222D 「あがの」
五泉駅 08:50

快速「あがの」(五泉駅にて撮影)。

程なくキハ110の3連がやってきました。磐越西線は初乗りです。
車内は座席がほぼ一杯に埋まり、作者もロングシートに座りながら、次の五泉駅で下車。
ここではレンタサイクルを借りることに。ホームに3台ほど並んでいるのを指さして申し出ると
「9時からなのでコレを書いてお待ち下さい」と駅員氏に言われ、冷房の効いた待合室で申込書を
書きながらしばし待機。程なく自転車が改札外へ運ばれてきて、「どうぞー」の声で出発。

(左)五泉駅。よくある市街地近郊駅のたたずまい。   (右)駅の東でキハ40+47の普通列車を撮影。


今回の行程中、4発予定している「勝負撮り」の1本目は、五泉駅から東に2キロほどのところにある
早出川鉄橋。午前のSL列車が順光となる定番ポイントです。
朝からジリジリと夏の太陽が照りつけ、9時の時点で既にかなり暑いです。
駅近くでキハ47普通列車を1本撮影した後、自転車で県道を東へ進みます。
ほどなく川の土手が見えてきました。自転車歩行者用の橋を渡って東岸のポイントに到着。
ここは有名撮影地。「鉄」の方らしき車が並んでいます。
…と思ったら3台だけ。撮影者も5名程度。
やまぐち号ならさしずめ「長門峡」的な場所だけに、意外と思い鉄橋を振り返ると…
鉄橋にはシートが…そういう事か(苦笑)

鉄橋は塗装工事の関係か、シートが被されています。
川では家族連れや子供たちが大勢水遊びを楽しんでおり、先客の撮影者たちは
サイド気味のアングルにしてSLと川風景を組み合わせようとしています。
お陰で鉄橋近くから編成を狙う作者の立ち位置付近は「ばん物」通過前になっても
4名程度と、思いのほか寂しい人出。
暑い中、木陰に入りながら待つこと約1時間。10時半過ぎ、遠くに汽笛が聞こえ、
「ばんえつ物語」がやってきました…

C57−180 +12系改「SLばんえつ物語」。見よ、このスカ煙(半泣)

現代SL(?)は重油併燃を活かして、撮影地でサービス煙を焚いてくれる時もありますが
(やまぐち号はソレが多いですね)夏場だと本来SLの煙とはこんなもんです…
通過後、撮影者たちは車であっという間に撤収していきました。追っ掛けるのでしょう。
作者はいったん五泉駅裏に戻り、かつてこの駅から発着していた蒲原鉄道の廃線跡を
探してみることにしました。

(左)駅の南からカーブを描いている廃線跡。   (右)草むらと化した廃線跡は南にまっすぐ続いていました。

探すのに苦労するかと思いきや、すぐに廃線跡と判る草むらが見つかりました。
越後平野をコトコトと走った蒲原鉄道の廃止ニュースが流れたのは平成11年。
作者は鉄道趣味を離れていた頃でした。

再度自転車をこいで鉄橋に戻り、会津若松からのキハ47系3連を撮影した後、
汗だくになって五泉駅に戻りました。

(左)早出川鉄橋の東側築堤を行くキハ47の3連。   (右)作者が利用したレンタサイクル。JR東日本のヘッドマークが眩しい(笑)

天気(光線)が良すぎるくらい良かった事はともかく、鉄橋の状態や煙など、撮影条件は必ずしも良くなかったですが、
「アウェイ」な場所ですし、これで納得、というか十分満足です。

自転車を返し、待合室で汗をぬぐいながら会津若松行きを待ちます。
待合室は通院か何かでしょうか、お婆さん達でいっぱい。新津方面行きはこの時間列車は無く、
これだけみんな若松行きに乗るの?と一瞬焦りましたが、列車到着時に改札をくぐってホームに入ったのは
数人だけ。あとはお喋り友達だったようです。

キハ47の2連が入線。さきほど新津−五泉で乗車した「あがの」とは違って車内はガラガラ。
余裕でボックスも確保できました。

五泉駅   11:54
 ↓        230D
会津若松駅 14:06



(左)森と水とロマンの鉄道」の名に恥じぬ車窓。   (右)230Dの車内は喜多方まではガラガラ。

最近では記憶にない、キハ47に2時間強揺られての鈍行列車の旅です。
東に進むにつれて山が深くなり、「森と水とロマンの鉄道」のキャッチフレーズ通りです。
外はカンカン照りで暑そうですが、キハ47の車内は冷房もよく効いており、
初乗りにも関わらず、しばしウツラウツラしながらの移動。
!ここでアクシデント!
家族から携帯メールで「福島の辺りで地震みたいだけど大丈夫?」との連絡。
???と思いましたが、作者の乗車列車は山間部を時刻通りのんびり順調に走っています。
念のため運行情報を確認してみました。すると何と、磐越西線郡山−会津若松間と東北本線で
地震の影響のため上下共に運転見合わせとの知らせが(驚)!!
今夜の宿米沢へ向けて、これから移動する方面ではありませんか…
どうなるんだろ…と思っているうちに、列車は分水嶺を超えて喜多方の盆地に入ってきました。
喜多方が近づくと会津の盆地が開ける。この景観は見事。

平野は緑一色の田んぼ。遠くに磐梯山。この一帯のパノラマ的な車窓風景は見事だと思います。
そして喜多方到着。
喜多方駅。トマト先生はどの辺に住んでいたのだろうか?

喜多方と言えば、国鉄末期はここから「朝夕しか走らない日中線」と呼ばれた
過疎盲腸ローカル線の日中線が分岐していました。
日中線と喜多方駅は、作者世代にとってのバイブル的絵本
「きょうだいきかんしゃ たろうとじろう」(ポプラ社)
のモデルとされた場所です。
今やラーメンで有名になった喜多方ですが、たろうとじろうに憧れて?C11のNゲージを
小学校の時に小遣い貯めて買った作者にとって、非常に感慨深いものがあります。

観光客が大挙して乗り込んで、2連のキハは満員となりました。ほどなく会津若松に到着。
車内放送でも通常の郡山方面への乗り換え案内を伝えており、この時点で運行は復旧しているのかと
思いましたが…

(左)会津若松到着。大勢の乗客が乗り換えを急いでいましたが…入線しているはずの電車はいません(作者の立っているホーム)。
(右)改札を出ると貼り紙があり、一部列車の間引き運休が伝えられていました。撮影予定だったあいづライナーも一部運休!ガーン…


車掌氏の車内放送ではそんな事言ってなかったぞー(怒)
ま、ここ若松では列車撮影のため、夕方まで3時間以上の余裕を見ていました。
乗車予定している時間帯になれば列車は動きそうな気配で、これなら大丈夫かな。
と一安心したところで、駅横のレンタサイクルに向かいました。と、ここでアクシデントその2!
「自転車を借りたいんですが…」とカウンターに申し出たところ
「すみません、今そこの2台を最後に全部出ちゃったんですぅー」とお姉さん(お姉さん?)の声。
指さす方向を見ると、2人のオ○チャン(おっと、妙齢の女性と言うべきか)が携帯片手に今まさに
出発していくところ(※携帯片手の運転は非常に危険なのでやめましょう)。
うっ、若松で撮影行の「アシ」が無くなってしまいました…
予定していた撮影場所は駅から歩くにはちょっとキツイ距離。ましてやこの猛暑。絶対に無理です。
「どうしょうかー…」駅前でしばし呆然と考え込んでしまう作者。
とりあえず目抜き通りへ出てみると、いくつかレンタカー営業所の看板が目に付きました。
その中で、一番駅から近い「オリッ○スレンタカー」を覗いてみます。連休中とあって車は殆ど出払って
いるようですが、何でもいいから借りられるかどうかダメもとで受付嬢(嬢?)に聞いてみると、
「ヴィッツならありますが」との事。6時間5000円のコースで即決。
急遽「クルマ鉄」となりました。免許証を持ってきていて良かった…
(車を運転する予定のあるなしに関わらず、身分証明書にもなりますので免許証は携行しましょう)
作者の足となってくれたヴィッツ。翁島−磐梯町の撮影地点にて。

申込書を書き、代金とは別途に保険の1000円を払うと、すぐに裏の方からシルバーのヴィッツが登場。
雪国らしく4WD。よってミッションはCVTではなくATです。
右ハンドルのAT車。違和感あるな〜(←日本じゃこれが普通。作者の車(左5MT)が異端なだけ)
14時半、営業所を出発。全く見知らぬ土地での運転となりましたが、とりあえず腹が減ったので
市街地を北に進んだところの県道沿いにあったチェーン店っぽい喜多方ラーメンで昼食。
縮れ麺、澄んだ醤油味スープの喜多方ラーメンではありますが、システムなどは明らかに
チェーン店のそれ。但し味自体はなかなかで、ミニチャーハンが100円だったのは嬉しい。
お腹も満たしたので、いよいよ撮影地へ。
と言ってもココというポイントがある訳ではなく、時間も無かったので、若松から堂島駅方向に進んだ
田んぼの直線区間に行き、適当に踏切付近で撮影できそうな場所を見つけ「ばんえつ物語」の
返し新潟行きを撮影しました。結果はご覧の通り。
足元は草ボーボー、ダメを押すディーゼル並みのスカスカ煙にガッカリ…

次に広田駅方面に移動して普通列車を撮影。
突発的に探した場所で撮った719系4連。

その後、予定外だったにせよ、せっかくクルマ移動撮影となったからには、俯瞰とは言わないまでも
風景ロングショットが撮りたくなってしまい(笑)普通電車の撮影地探しに。
と言っても、鉄道も車も初乗り区間で全く知らない土地ですし、レンタカーの営業所で貰った観光マップと
カーナビを頼りに、以前雑誌で見た記憶がある磐梯山バックの撮影地を目指してヴィッツを走らせました。
磐梯町駅を過ぎ、「たぶんこの辺なのでは」とウロウロし、何とか場所を発見。
ドタバタと719系を2本ほど撮影できました。
磐梯山の山頂はガスがかかって、綺麗には見えてくれませんでした。

そして広田−若松間に戻り、メインディッシュ撮影。17時過ぎの「あいづライナー」と、臨時特急「あいづ」。
特に前者は西日本ではもはや見られない原色583系。

この色を見ると元国鉄特急少年?は今でもドキドキ。全行程中のベストショットかも?

国鉄特急全盛期を思わせる青とクリームの塗り分け。
少年時代、自宅から自転車10分のところを毎朝走っていたこの色の581/583系に再会できて、
懐かしくも嬉しい。赤いヘッドマークも格好いいですね!
良い感じの田んぼ踏切直線のポイントでした。

撮影後、途中「満タン返し」の給油をして駅前の営業所に戻りました。
道が混んでいる上に街中の勝手も分からず、車を返して手続きが終了したのは18時!
ダッシュで駅まで走り、ぜーぜー言いながらギリギリ18:03発の列車に間に合いました。汗が噴き出してきます…

会津若松駅 18:03
 ↓        1238M
郡山駅   19:18


転換クロス3扉の719系2連による1238Mは地元客中心で8割方の乗車率。
車内では、田舎のどこにでもいるギャル系女子学生やオタク系少年が、同じボックスに乗り合わせた
お婆さんたちから飴やお菓子を貰いながら初対面でも楽しそうに礼儀正しく会話していました。
東北地方を旅しているとこういった微笑ましい光景がよく見られるような気がします。人柄なんでしょうか。
猪苗代辺りから薄暗くなってきました。この時間になると磐越西線は地震の影響も無くなって
通常運行に戻っており、定刻通り郡山に到着。

郡山駅  19:31
 ↓        つばさ127号
米沢駅  20:22


今日のラスト列車です。山形新幹線は初乗りとなります。
板谷超えも久しぶりですが、既に暗くなっていますし、詳細は明日の復路で。
400系に揺られ、無事定刻通り米沢に到着しました。

駅の正面玄関は西側で、市街地も西口から伸びているようですが、
今回作者の宿泊するホテルは、東口から5分ほど歩いたところにあります。
宿泊したホテル(翌朝撮影)

いつものネット予約で、大浴場付き5600−。
連休中とあって、駅や国道からのアクセスも分かり易く、ホテルの駐車場も県外ナンバーの車やバイクで
いっぱいでした。
部屋もまずまず。チェックインして荷物を置いたら、すぐに夕食へ外出。
ホテルの裏に炭火焼き肉の食堂があるようですので、行ってみる事にします。
炭火焼き肉を食したお店(これも翌朝撮影)

「旅先では土地のおいしいものを」といきたいもの。米沢ならお肉、本場の
「米澤うし」でしょう。
お店に入ってメニューを見ます。牛丼などのお手軽メニューもありますが、
せっかくですし、やっぱりジュージューと言わせたいところ。
とは言うものの「財政上」の事情により、上を見るとキリがないので(苦笑)、2000円のセット+(ご飯スープ別;たしか
+350円くらいだったと思います)を注文してみました。
程なくテーブルに小さな七輪が運ばれてきて、カルビ、ハラミ、ハツのお皿がドンドンドン!と
並びました。
携帯カメラで撮影の為見にくいですが、
お肉は左がハラミ、右上がハツで右下がカルビ。お皿も茶碗もデカくて、お肉もずっしり厚切り。ボリューム満点です。


早速網に乗せてサッと炙り、タレを少しだけ付けて口に運ぶ。うーんこりゃ美味い!
写真は携帯撮影なのでイマイチな写りですが、お肉の新鮮さは見ただけ&箸でつまんだだけでも判ります。
「当店では地元で定評のある米澤佐藤畜産から仕入れた置賜・村山地方で生産された生後32ヶ月以上の
理想肥育牛を使用しております。厳選された和牛のお肉は栄養価が高く、低カロリーでとてもヘルシー。
オーナーが直接仕入れているため価格もリーズナブル。」(お店の案内書きより:一部抜粋編集)


かなりのボリュームなのに、いくらでもお腹に入ってしまう不思議な感覚です
(翌日にも全く胃に堪えませんでした)。ご飯とスープ共々見事完食。
お昼はランチメニューもあるようですので、米沢にお立ち寄りの際はお立ち寄り下さい。

今日一日の暑さやアクシデントによる疲れも少し吹き飛びました。
ホテル脇のコンビニで翌朝の朝食などを買い込んで部屋に戻りました。温度熱めの大浴場に浸かった後は、
明日の米坂線撮影に備えて早めに寝ることにします。22:30就寝。

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