スイスのバーゼルにある本社に転勤が決まったのは春先のことでした。先進国、ましてやヨーロッパにはとっても疎い私たち。手探りで7月1日付の赴任(正確には転籍)に向け準備をはじめました。

6/10(日)〜17(日) 引越下見
会社への挨拶、打ち合わせ、家探しなどを兼ね、一週間バーゼルへ行くことに。嫁も一緒です。

日本からバーゼルは、ルフトハンザ、オーストリア航空、スイス航空が便利。今回はミュンヘン経由のルフトハンザで行きました。



世界一周のときよりよっぽど多い荷物100kg。中身は米、変圧器、PS3, Wii、など。



ミュンヘンからはプロペラ機でした。
トラム
ちょうどバーゼルでは大きなイベントが開かれており、中心部のホテルはどこも満室。少し郊外にある宿にとまり、翌朝はトラムで出勤しました。トラム駅はバス停のような感じでどこも無人。切符は自動券売機かkioskで買います。英語表記のない券売機と英語が通じないkioskのおばちゃん。。。苦労の末、なんとかお得な7日券を購入できました。これでバスも乗り放題。ちなみにタクシーはべらぼうに高く、台数も少なめです。


初出勤の朝、間違えて逆方面行きに乗ってしまい、隣駅で途方にくれるサラリーマンの図。

トラムは市民の足。昇降時に改札はなく、たまに検札係が抜き打ちで乗り込んできます。

鉄道のバーゼル駅。
スイス国鉄とフランス国鉄が乗り入れています。


食材探し
山に囲まれたスイスでもほうーら新鮮な魚が!
(ただしチューリヒ)

高級デパートの地下にはなんと寿司バーも!
(ただしチューリヒ)


夫が出社している間、嫁は日本食材探しをしてました。街中のスーパーやデパート、ネットで見つけた日本食材店を訪ね、チューリヒ(特急で1時間)にも足をのばしてわかったことは、「お金出せばたいていのもは手に入る」。さすが先進国!

ただ新鮮な魚はあまり売っておらず、たま〜に売ってるテイクアウトの寿司詰めも、かっぱ巻きがメインだったり。(その上値段が2500円とかだったり)
家探し
翌日、リロケーションサービスに連れられての家探し。6月にはめずらしいという炎天下の中、トラム+徒歩で物件を8件ほど廻りました。

中心部近くはマンションタイプがメイン。ヨーロッパなので古い建物ばかりではと心配してましたが、意外と新築や築浅物件が多く、また古い建物でも中はきれいにリニューアルされていて思ったより怖くなかったのでホッ。最終的に以前同じ会社の日本人駐在員が住んでいた部屋が一番気に入り、ここに決定。中心部からトラムで約10分、閑静な住宅街にあるマンションの5階(日本の6階)です。

この
へん
ライン河
家探しも終わり、食材調達の目処もつきお疲れさまということで、ライン河沿いのレストランで食事をしました。
イタリアワインを頼もうとするも、親切なスイス人ウェイターに笑顔でスイスワインを薦められ、一本頼んでみることに。・・・やっぱりイタリアワインにすればよかったです。

実は料理の味もいまいちでしたが、途中濁流のライン川で泳ぐ人なども目撃できてなかなか楽しめました。


うーんやっぱりいけてない・・・。

真ん中の小さい点が泳いでる人。
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