ナイロビの街をご紹介。一見都会風ですが、まったく油断できません。

ナイロビ中心部
サファリクラブ・ホテルから見たナイロビ市街の光景。真ん中あたりに写っている低いビルが、うちの会社が入居しているConsolidated Bank Buildingです。

ナイロビ市街の光景その2。公園は基本的にものすごく危険なので、決して足を踏み入れてはいけません。奥のビル3棟から向こう側が500円で人殺しを請け負う奴らがうようよいる危険地帯。
街の中心、ジョモ・ケニアッタ大通り。初代大統領の名前がついてるだけあって立派な道です。何せ、穴がありません。

大統領官邸。この日は国民の祝日ケニアッタ・デイのため、国旗と同じ色の幕が張り巡らされていました。現在ここに住んでいるのは、第3代キバキ大統領です。

10月に入り、街のあちこちでジャカランダの花が咲き始めました。

客待ちのタクシー。最初の頃は「タクシー?コニチワ。チャイニーズ?」などしつこく声をかけられたのですが、今では顔を覚えられたのかまるで知らんぷりです。

仕事帰りにバスを待つ人々。都心で働いている人の服装は、日本の田舎とあまり変わりません。

ヒルトンホテル前。ヒルトンやインターコンチはテロに狙われやすいと言われているので要注意。

少し都心を離れると
キベラという巨大スラム街。嫁は会社のスタッフと共にバスでここへ行き、オーダーメイドの洋服を作りました(布代500円・仕立て代1,000円)。

スラムに限らず、街のあちこちで、今にも倒れそな建物というか小屋をよく見かけます。ここ数十年、地震は一度もきていないのだそうです。

ただっぴろいグラウンドにサッカーゴールが1つ。サッカーは子どもたちに大人気のスポーツです。

まるで野良犬のように、ヤギがよく歩いています。そこらへんの草や残飯を食べ、がんがん繁殖しています。

荷車も健在。干草を山のように積んでいる車もよくみかけます。お店は壁に何のお店か全部書いてあるのでとてもわかりやすいです。

日が暮れたら、こういう感じのところには近寄らないほうが無難です。

もっと離れると
空港の敷地内でキリン発見!数十キロ先のNairobi National Parkから遠征してきた模様。普通はこんなところにいません。

Nairobi National Park前の幹線道路。ヒヒ(?)の集団がなにやら揉めていました。

いつもどこかでなにか失敗しています。

家から30分ほど車を走らせるとたちまちこんな景色に。サバンナで見かけるのは枯れた草と石、トゲトゲが生えた木、そして動物とマサイ族のみ。

違う方向に1時間ほどいくと、ものすごくスケールの大きい谷にでます。地球の割れ目、大地溝帯というやつです。

キャベツに囲まれて座っているおばさんがいました。売っているのか、ただおしゃべりしているのかは不明。

ナイロビ道路事情
事故や故障は日常茶飯事。見事にひっくり返っている車もよく見かけます。

車が故障して道の真ん中で止まっているのもありふれた光景。しかし最近は決して他人事ではないので、あまり笑えません。

急停止する車、右折ウィンカーで左折する車、飛び出す人間、横断するヤギ・羊・牛・・・。教習所のシミュレーション並、というかそれ以上の想像力が要求されます。

不覚にも目の前を牛に横断されました。牛を追ってマサイの少年も走っていきました。
こんな穴が道のあちこちに開いています。これはまだ小さくて浅いほうですが、まともに落ちるとダメージ大です。

結構起伏も多く、上り坂ではこんな光景をよく見かけます。

なんかヘンなバスだと思ったら、フロントガラスが無く素通しでした。運転手さん爽やかに風切ってましたが、朝晩は寒そう。

ガラスの代わりにビニールを張っている車も発見。ちなみにこれは「マタツ」と呼ばれる現地ではポピュラーな小型乗り合いバスで、15人詰め込みます。(日本では9人乗り)

荷台に人が乗ってるのはあたりまえ。しかも妙に楽しそうにしてる人が多い。

この3人組もかなりエンジョイしてました。
有馬虎夫さん見てますか?
結構渋滞もします。信号はたまにありますが、動いてなかったり無視されてたり。ということで、運転は気合です。

警官が交差点に立っていますが、働いてたり働いてなかったり。一番活躍すべき夕方のラッシュアワーでは、暗くなってきたらどんなに混雑していても、危ないから帰っちゃいます。