2009.6.13
ヴヴェイ     

懲りずにハイキング第3弾。今度はレマン湖と雄大なフレンチアルプスを見るべく、
Alpin Panorama Trail (National Route No.3) Les Paccots-Vevey間に行って来ました。

イメージとしては、山中の村
Les Paccotsから南方向へ登り始め、山越えと共にフレンチアルプスとレマン湖を見渡す。その後景色をゆったりと楽しみながら登山電車で湖岸の町Veveyに下りる、というちょっと優雅なハイキングを思い描いていました。

しかし、話はそう甘くない。先ず、今回は日帰りとしては遠方なので電車を利用したのですが、朝7時にバーゼル駅を出発して、乗り継ぎ2回+最後はバス、合計3時間半かけてようやく出発点Les Paccotsに到着。ハイキングする前に移動疲れ。
 
リュック族によって占拠された土曜朝7時のバーゼル駅


リュック族は朝からテンション高め
 
乗り換え駅。模型やおもちゃではありません
 
出発点Les Paccots村



えーっと、この柵は乗り越えるってことでいいんですよね?


ようやく山を越えてなだらかな下りに差しかかったころには、気温もどんどん上昇してきてグッタリ。少しだけ期待していたナルシスの群生地は予想通り既に花が終わり、ただの蒸し暑い湿地帯になっていました。


ナルシス群生地(たぶん)。湿地なので歩くところは木道になってます。


 

今回の登山道はよく整備されていて歩きやすく、アスファルトの部分も全体の3割ほどありました。これなら楽勝と思っていたら、途中標識を見落としたり、フランス語が読み取れずに道を間違えたりして、計45分以上のロスタイム。。。

 神様、この道はあっていますか?

 

すべてはこの景色のために

  湿地帯をぬけるとようやくフレンチアルプスとレマン湖が見えてきました。思い描いていたとおりの景色がみえたことで元気を取り戻し、もう少し頑張ってみようと疲れた体に鞭打って徒歩で下山開始。

でもこれが結構急で、まもなく下半身がガクガクに。さらに下りるにしたがい気温も上がって上半身は汗びっしょり。1時間ほど下ったところでギブアップし、結局途中駅から登山電車で下りました。
 


暑い時におすすめ、秘技「ストック冷やし」
   
 登山電車の駅。バス停ではありません。
 
切符は車内で買います。急な下り坂カーブで切符を発行する運転士さん。前も見てくださーい。


登山電車の終点Veveyは湖畔の町。快晴のせいか、結構にぎやかで楽しそうな雰囲気のところでした。湖岸のカフェでビールを飲みながら涼み、夕方の電車でバーゼルへ。

 
眺めの良いカフェ、Charly's。
Veveyはチャップリンが晩年過ごした町としても有名だそうです。
 
 
しかし、出発して2時間、突然途中駅で何らかのトラブルで電車が止まり(アナウンスはドイツ語のため詳しいことは理解不能)、散々待った挙句に他の電車に乗り換えさせられ、1時間以上ロスして21時過ぎにようやく帰宅しました。どれがというわけではないのですが、総合的にすごーく疲れたハイキングでした。

教訓】
・遠距離日帰りハイキングは結構疲れる
・急なくだりは辛い
・天気が良い日は暑い
     
次へ進む Topへもどる