2010.1.15 - 17                
サース・フェー  

ツェルマットと並ぶヴァリス地方のスキーリゾート、サース・フェー(Saas Fee)へ2泊3日で出掛けてきました。ここはツェルマット程メジャーではありませんが、ツェルマットに負けない雄大な自然環境と、こじんまりした村の雰囲気から、リピーターも多い場所です。

バーゼルからは、車で途中カートレインを使って約3時間。村は電気自動車のみ通行可なので、村の入口にある大きな立体駐車場に駐車して宿の人に迎えに来てもらいます。小さい村なので、雪さえなければ荷物も徒歩で運べる距離です。




部屋にはバスローブとスパセット(タオル+スリッパ)が備え付けられてます。
サウナはB1と1Fにあり、専用エレベーターで行き来できます。


部屋からの景色
 
loading levelで荷物を置いて柱の電話でホテルへ電話。迎えを待つ間に、
下の階へ駐車してきます。電動タクシーもここから呼べるみたいです。



今回は、旅行前日に予約した宿、Schweizerhofが大当たり。
ここは
booking.com等でもレビュー結果が高かったのですが、実際に行ってみてよく分かりました。

先ず、フロントが抜群に感じ良く、お飲み物なんか出してくれたりします(久しぶりの高級感)。当初1泊の予定でしたが、フロントの感じも良いし天気も良さそうなので、チェックイン時に同じ安い部屋で2泊できるか聞いたら、同じ料金でお部屋もアップグレードしてくれました♪ レンタルショップやスキー場などについての質問にも、とても丁寧に答えてくれます。(ただし、他のお客さんにも丁寧に接客しているので、しばしば待たされます)

スキーの後は温泉と考えてしまう私たちには、今回ホテルのプールとサウナもお目当ての一つ。残念ながら室内プールは冷たすぎて泳ぎませんでしたが、サウナ(お約束で男女混合全裸)が充実していて、併設のリラックスルームには冷たい飲み物もあり、ヒーリング音楽を聴きながら、デッキチェアで熟睡できます。

朝食も、卵料理をオーダーでき、パン・チーズは各10種類以上、フルーツや前菜類も超充実。夕食も一度食べましたが、あまり空腹ではなかった(本当はコースメニューがちょっと高めだった)ので、メインだけ頼んだら、シェフが前菜をサービスしてくれました♪ ああ、場違いな私たちにそんなに優しくしないでください。

さて肝心のスキーですが、上のほうでは氷河を見ながら滑ることが出来、また頂上(3500m)と村との標高差は1700mもあるので、かなりの長距離滑走が楽しめます。コースの地図はこちら

ただし、ゴンドラや地下鉄の乗り継ぎ等では歩く距離がそこそこあり、またTバーがとても多いので(ゴンドラ・ロープウェー7、地下鉄1、リフト2、Tバー13)、人によっては修行の場となるでしょう。ちなみに私はTバーで1回離脱に失敗してコケました。

氷河を横に見ながら滑れます


日当たりの良いLängfluhのレストラン。パスタは当然ゆでゆで。

 
ゲレンデのすぐ横にある氷河。ほんとに流れてるんだなーと実感できます。


ゴンドラから見下ろしたサースフェーの村。
ちなみに今回スキーは
Alpin-Expressの乗り場の目の前にあるCesar Sportで借りました。すごくよかったです。

 
  村自体はメインストリートに沿ってそこそこお店やレストランがありますが、規模は小さいですから大きく期待してはいけません。中華などはありません(多分)が、レストランの数は多く、またお約束のCOOP、MIGROSなども、ちゃんとスイス標準で営業しています。(つまり、夜は18時閉店、日曜休み)

ちなみに、サースフェーでは2010年5月に、サッカー日本代表チームの合宿が行われるとか。山間部の5月はハイキングにはまだ寒く、しかも村の宿やレストランの多くがシーズンオフのお休みに入ってしまう季節。チームはともかく、日本から同行する熱烈なファンやプレスにとっては、結構大変かもしれませんね。
 

命名:パン太
 
いろんな意味で中途半端なペンギン 
 
ナゾのマスコットが多い村 
                 
             
      次へ進む   Topへもどる