さよならプジョー |
2009.11.18 | ||||
突然ですが、車を買い換えることにしました。今回は夫のレポでどうぞ。 2007夏 チューリヒ近くのディーラーで2年落ち、45,000kmの中古車を購入。 今決めるから値引きしない?と聞いたら、店のおじさんに心底驚いた顔をされる。 (どうやら車買うときに値引き交渉する習慣があまりないらしい) この時、冬タイヤが装着されていたので、オマケで夏タイヤ一式をくれることに。 購入後、近所のプジョーディーラーで点検を受ける。 以後、ここが我が家の行きつけガレージ(修理屋)となる。 今思えばこの時、すでに未来を予感させるディーラーのコメントが・・・。 |
命名:ムダオ(燃費が悪いから) |
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プライベートのところすみませんでした |
2007秋 ガレージで、もともと装着されていた冬タイヤに交換してもらう。 数日後、走行中に突然「タイヤ空気圧低下」の警告表示が出る。 ガレージに駆け込むが、タイヤはパンクしてないとのこと。 空気を充填してもらったら警告が消えたので、とりあえずよしとする。 数日後同じ症状が再発。ガレージにまた持ち込むが原因は分からず空気充填。 2007冬 週末に遠出しようと思った矢先に、今度は「パンク」の警告表示が出る。 土曜日でいつものガレージが休みのため、ちょっと離れた別の店に行く。 事情を説明すると、「今日はうちも修理はやってないんだけど、 たまたまプライベートで来ている修理工がいるから頼んでみるね」と言われる。 引き受けてくれた修理工が「ついに」パンク箇所を発見!スペアタイヤに交換。 手間賃として彼に直接20フランを払う。 後日、近所のガレージで新品の冬タイヤを2本購入。これで安心。 |
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2008春 夏タイヤに交換、60,000km点検。 その後、高速走行時にハンドルがぶれるような気がするのでガレージで 見てもらったら「あれーちゃんとタイヤがついていなかったよ~」とのこと。 2008夏 忘れた頃にまた空気圧低下の警告が出る。夏タイヤ、お前もか!? でも見た目はそんなに磨り減っていないし、ごくまとも。 ガレージで見てもらうがまたもや原因不明、空気充填。 |
イタリア、アマルフィでの崖っぷちドライブ |
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10月上旬のサンモリッツ付近。スイスの山間部に行く時は早めに冬タイヤに履き替えましょう。 |
2008秋 冬タイヤに交換、定期点検。お約束で数日後に空気圧低下。 いつも左前輪ばかり問題が起こるので、車側に問題があるのではと 調べてもらうがやはり原因不明。 数日後、再発。タイヤがかなり磨り減っていると言われ、いい加減 トラブルにはうんざりだったので思い切って新品の冬タイヤ2本購入。 |
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2008冬 奇跡的に平和。 |
ムダオの後部座席で号泣する甥っ子の図。 タイヤ大破の際、たまたま日本から遊びに来ていた先輩。その節は本当にお世話になりました。 |
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2009春 夏タイヤに交換、定期点検。この時ある部品の不具合が見つかり、 これがいつも空気圧低下を引き起こす元凶ということで、すぐに交換。 これで長年の悩みから開放されるとガレージの人と喜びあう。 しかし数日後、今度は「空気圧チェックできません」という警告が出る。 ガレージに行くと「原因がわからないので本社に問い合わせるけど、走行には 問題ないから警告は気にしないでそのまま乗っててください。」と言われる。 数日後、なにもしてないのに警告表示が出なくなり、ガレージのほうからも特に 連絡がないまま、数ヶ月が過ぎる。 2009夏 不幸は常に忘れた頃にやってくる。よりによって、旅先のイタリアで走行中に 左前輪が突然大破。ここ一番の時に限って何の警告表示も出ない。 今!今だよ!空気圧低下とかパンクとか教えてほしいのは! 自力でスペアタイヤに交換し、そーっと運転してバーゼルに戻る。 ガレージのコメント「本当に不思議な車だ。こんな車初めてだ。」 新品の夏タイヤ1本購入。数日後、またもや空気圧低下。 慣れてきたのでガソリンスタンドに行き、自分で空気を充填して解決。 |
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とはいえ、エンジンや電気系統には問題なく (たまに純正ナビが故障したけど)、長距離を よく走ってくれました。ありがとうムダオ。 |
2009秋 冬タイヤに交換、定期点検。翌々日、自宅駐車場で左前輪パンクの警告。 空気が抜けて運転できる状態ではないのでガレージの人に取りに来てもらう。 パンクではなく空気圧をチェックする部品が一部破損していたことがわかり交換。 ガレージのコメント「今度こそ解決するといいね。」超他人事モード。 そして先週、嫁が近所を走行中に、いつもと違う右前輪の空気圧が低下。 ガソリンスタンドで空気圧を確認しようとするも、その間もエアバルブ付近から どんどん空気が漏れていく。やむなく柔らかいタイヤで数ブロック先のガレージへ そーっと移動。(こちらのスタンドは基本セルフサービスなので、こういうとき誰も助けてくれない) 半日かけて調べた結果、エアバルブの根元の部品が緩んでいたことが判明。 「他の3つはちゃんと締まってたからたぶん大丈夫。何かあったらまた来てください。 あ、今回の修理代はサービスしときますんで。」と笑顔で言われました。 ・・・今週末から日本車に乗り換えます。 |
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