さて、日本へ帰国が決まった2011年、当時は日・スイス社会保障協定が発効(2012年3月1日)されていなかったので、それぞれについて還付請求を行いました。企業年金はとてもスムーズで、会社の年金基金の担当者がサポートしてくれたので、退職後速やかにUBS口座へ払い戻しを受けられました。
しかし、厄介なのがAHV。帰国後に必要書類を整えてバーゼルのAHV officeに送付したものの、待てども待てども入金されず。でもスイスだから数か月かかるかな〜、と悠長に待っていたのですが、ついに1年が経過。
のどかなライン川べり
なつかしいバーゼル
意を決して、バーゼルのAHV officeへ問い合わせの電話を、同僚の「スイス人」に頼みました。なぜならば、AHV officeに英語を話せる人が少ないんです・・・。
日本なら本人確認とか必要なはずなのに、スイス人の同僚の問い合わせに対し、当局の人は即調べてくれて状況を教えてくれました（スイス人はスイス人を信用する）。
そこで分かったのは、驚愕の事実で、私の書類はある担当者の机の上にずーーーーと置いてあったと。行方不明になっていないのは、スイスらしいですが・・・。電話に対応してくれた人が、中身をすぐに確認してくれて、内容に何も問題ないので、これからジュネーブのAHV 本部に送付して手続きに入るとのこと！ これから手続きに2，3週間かかるようなので、また進展がありましたら、更新しまーす。
教訓：帰国してもスイス人の知り合いは必要
