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子どもが生まれても、おもちゃなどむやみに買い与えることなく、
甘やかさずに育てようと思っていた。
それが、気がつけばこんなことになっている。

大人数に囲まれる楓。布絵本以外は、すべていただきもの。
自分でおもちゃを選ぶと、ついつい趣味が偏ってしまうけど、
いただきものだと思いもよらないものがやってきたりして、
しかもそのほうが楓のくいつきが良かったりして、とても楽しい。
今回、両親が日本から買ってきてくれたのが「柴犬 ケン太」。
昔からおもちゃ屋の店頭でよく見かける、電池式で歩きキャンキャンと
鳴く犬のおもちゃだ。
さっそく楓の前でスイッチオン。反応はとても良い。電池で動く足を
じーっと見たり、手を伸ばして握ってみたり。少しグズり気味の時も
ケン太のスイッチを入れると音や動きに気を取られて機嫌が持ち直し
たりする。

近づいてくるケン太をわしっとつかみ、

そのまま引き寄せてしばらく遊び、

疲れて寝る
ロングセラーにはそれなりの理由があるんだなあ。
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