楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Jan. 1. 2011
    はじめての外出 
   
両親学級で聞いた話を元に、楓が生まれてから母子ともに外出をせず、
人ともほとんど会わずに過ごしてきた。

静かで暖かいお腹の中から急に外に出された赤ちゃんは、
肺呼吸をしたり、自力で栄養をとったり、暑さ寒さにさらされたりと、
一度にいろんな変化に対応しなければならない。だから生まれて
しばらくは、なるべく静かで穏やかな環境を作り、ゆっくりと新しい
世界に慣れていってもらおう、というのがこの「巣篭もり」の趣旨。
講師の助産師さんが「私は6週間外出せずに子どもと過ごしたけど、
悪くなかったわ」というのでマネしてみたのだが、確かに悪くなかった。

そしてこの日、6週間にはちょっと早いが、年も明けたことだし
そろそろ楓を外に連れ出してみることにした。
行き先はマリアシュタイン。妊娠中にも安産をお願いしにいったので
お宮参りのようでもあり、元旦なので初詣のようでもあり。
キリスト教の聖地なのに勝手に神社扱いしてすいません。

マリアシュタインまでは車で30分弱。楓は途中多少泣いたが、すぐに
ぐっすり寝てしまった。「子どもを車に乗せると寝るか吐くか」と
いうのは本当らしい。前者でよかった。教会でもぐっすり眠ったまま
だったが、最後にちらっと目を覚まし、そしてまた寝た。
マリア様にご挨拶、できたかな。