2009.2.10 - 17
リスボン
暖かさと新鮮な魚料理を求めてポルトガルのリスボンへ。
(本当は研修があって、ついでに休暇を取りました)

直行便3時間の道程が、経費削減のため反対方向のミュンヘン乗り換えで合計8時間。笑顔で「すごく安いフライトを見つけたのよ!」と言っていたアシスタントをちょっと恨みました。しかもバーゼル発が遅れ、ミュンヘンに到着したのは正にリスボン行きの出発時間。少し凹んでタラップを降りると、なんとそこには私専用のミニバスが!運転手さんが「飛ばすぜ」と空港とは思えない言葉を発し、3分後にはリスボン行きの飛行機に搭乗。しかも驚くことに、預けた荷物もちゃんと一緒に積まれてリスボン到着。すごいぞ、ルフトハンザ!



バンコク以来、約1ヶ月半ぶりの寿司〜♪


オレンジの屋根が印象的なリスボンの街並み
1週間のホテル缶詰研修も無事終了し、週末に嫁が合流。市内観光・ポルトガル料理には目もくれず、合流1時間後には日本食レストランAYA(彩)へ。バーゼルからわざわざ予約して行った甲斐あって、久しぶりにとても美味しくて新鮮なお寿司を堪能しました♪ お料理も店構えもとてもきちんとした純日本料理なのに、板さんもお客さんも現地の方ばかりで大盛況でした。

AYA (TEL:+351 21 727 11 55)
Galerias Twin Towers,Loja 1-56, Rua Campolide 351, Sete Rios
Every day 12.30-2.30p.m. and 7.30-10.30p.m.

舟盛りもじゃんじゃん出航

秋刀魚の塩焼きもさることながら煮物が美味

後日ランチに再訪し、正しい幕の内弁当を堪能


リスボン市内の移動は公共機関が早くて便利。中でも地下鉄はきれいで快適です。地下鉄バス・トラムの共通一日券が 3.7ユーロ(+カードのデポ 0.5ユーロ)。紙のカードはチャージ式で繰り返し使えるので、旅行が終わるまで捨てないようにしましょう。新規購入もチャージも自動販売機でできます。



観光名物ケーブルカー!運行間隔が長く、歩いた方が早い


町は400年前の栄華を感じさせる建物もありますが、どちらかと言えば南欧独特の開放感と停滞感が混じったような雰囲気。人々も南欧らしく明るく親切でずいぶん助かりました。



市街地に突如現れるサンタ・ジュスタのエレベーター。風情はあるがクラシックすぎてスリル満点。


町のあちこちで見られる美しい装飾タイル「アズレージョ」。国立アズレージョ美術館には金+タイルで飾られた豪華な礼拝堂があります。


テージョ川に面して立つリスボン水族館。欧州最大級だそうです。


万博の跡地が再開発され広い公園になってます。思わず採算が心配になってしまうロープウェイもあります。


ベレンのジェロニモス修道院。ここも世界遺産だそうです。この天井・・・もしかしてサクラダ・ファミリアの原型?


観光の合間は、ベレン地区へ名物のエッグタルトを食べに出かけたり、イワシ漁の中心地セトゥーバルへ新鮮な魚介類を食べに出かけたり、食べることにひたすら注力。というか食べる合間を縫って観光。



リスボン市民の台所、リベイラ市場の魚売り場。なんとなく食欲をそそられないのは微笑むウツボのせいでしょうか。


港町セトゥーバルには、新鮮な魚介類を店の前のグリルで焼いて食べさせてくれるレストランがずらり。



ポルトガルの伝統菓子、パステル・デ・ナタ(エッグタルト)が超有名なパステイス・デ・ベレン。ジェロニモス修道院のすぐ近くにあります。


食べすぎ・遊びすぎのためか、帰国日は夫婦共に朝から熱まで出て絶不調。しかもリスボン発の飛行機がまたしても2時間遅れ、さらに行きと違ってミュンヘンでの乗り継ぎも間に合わず、結局家についたのはリスボンを出た12時間後でした。すごくないぞ、ルフトハンザ・・・。




観光名物28番!但し小さいのですぐ満員になり、スリ大活躍



坂道や石畳が多いので、それに備えた靴を忘れずに



丘の上にたつサン・ジョルジェ城。現在は公園になっていて、リスボン市内を一望できます。マッサージも受けられます。



タイルに興味がない人は、恒例のこちらでお楽しみください


大水槽にはサメやマンタのほか、マンボウの姿も。
(ペンギン班へ:マゼランとイワトビ混合/個体数15〜20程度/全員太り気味/飼育場改装中、以上業務連絡でした)



公園にはカフェやレストランがずらり。近くにあるバスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターは、平日昼間でも大賑わい。


セトゥーバルのお城から見下ろしたコスタ・アズール(青い海岸)。景色は良いが交通不便で苦労したので印象悪し。


ポルトガル人は食べるの大好き!だそうで、地元密着型のお店で「アジの塩焼き1つ」と頼んだら、特大のアジが4匹(1人前)、大量のじゃがいもとともに出てきました。食べきれませんて。



リスボン対岸のカシーリャスの町でふらりと入ったレストランCABRITAにて。これで出てきた量の4分の1ぐらい。それにパン、チーズ、スープ、水でたったの20ユーロ也。



今回の旅で一番旨かった特大アサリのワイン蒸し。名物のイワシはシーズンオフのためありませんでした。


皮はパリパリ、中のクリームはトローリ。出来立てでほのかに温かく絶妙の甘さでした。

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