2008.7.28〜31
ユングフラウヨッホ
翌朝はベルンからスイスアルプスへ。ちなみに今回のスイス国内旅行は電車移動です。スイスパスやスイスカードなど、お得なチケットがいろいろあるのですが、研究の結果、今回は半額カードを購入しました。期間中、電車・船・トラムなどあらゆる乗り物のチケットが半額になるというもので、旅行者用は1ヵ月有効99フラン〜、居住者用は1年間有効150フラン〜で購入できます。

バーゼルを出発する朝、駅の窓口で買おうとしたら、「居住者用は写真が必要」とかいわれて一瞬焦りましたが、たまたま持っていたので無事クリア。これから買おうと思ってる方、窓口に行かれる際は写真をお忘れなく。

空いてました

すれ違う下り電車の乗客は軒並み爆睡
インターラーケン経由1時間半でラウターブルンネンに到着、ここで登山電車に乗り換えます。あたりは山に囲まれ、ここまでくれば着いたも同然とつい思ってしまうのですが、実はこの先が長い。ゆっくりと坂を登る電車から景色を眺めつつ、乗換えを経て、山をくりぬいて作られたトンネルの中をひたすら進み、ユングフラウヨッホ駅にたどり着いたのは更に2時間後でした。

長いトンネルの中では途中下車できるスポットが2箇所ある以外、景色もなんにも見えません。最初のうちは「ほーすごいところにトンネル掘って!」と壁を見ながら昔の人の苦労に思いを馳せたりもできるのですが、正直飽きます。本やDS等持っていかれることをおススメします。
ようやく山頂駅に到着し、乗客たちがぞろぞろとメインの展望台に向かう中、混雑嫌いの私たちは逆方向の氷の宮殿へ。中はさすがにひんやりとし、長袖を着ていても寒いくらいです。

氷の宮殿内は床もツルツル


ペンギン班にはたまりません

展望テラスでは世界の老若男女が記念撮影中

続いて、プラトー展望テラスへ。太陽が燦燦とふりそそぎ、こちらはポカポカ陽気。実はこの日、登山電車に乗る頃まではどんよりとした曇り空だったのですが、みるみるうちに晴れて行き、この時間には晴天となっていました。神様、ありがとう。おかげで素晴らしい景色を楽しむことができました。

しかし、北海道からきた姪には雪がめずらしいわけもなく、大自然を見慣れているせいか、感想は「山って感じ」だったそうです。道産子としては軽く同感です。

最後は3,571mの地点にあるスフィンクス展望台へ。見えるものは相変らず単なる「雪と山」なんですが、ここまで来るとさすがに「おーユングフラウヨッホまで来た!」という達成感みたいなものが沸いてきます。電車とエレベーターでいけちゃうんで、自分はなんにもしてないんですけどね。
今まで行ったスイスの山はほとんどそうだったんですが、ここもインド人観光客に大人気。駅に併設するレストラン「BOLLYWOOD」からは美味しそうなカレーの匂いが漂っていました。この時点で時間はすでに2時近く。
ボリウッドは4月中旬〜9月中旬営業だそうです

DSに集中しすぎて花畑を完全無視する母と姪

テラス席からの景色
途中駅のクライネ・シャイデックにあるレストランでランチにしました。朝食が8時だったのでかなりペコペコ。

このレストラン、テラス席から眺めるアイガー、メンヒ、ユングフラウの山々が絶景です。

姪はソフトドリンク飲んでます、念のため。
この日はヴェンゲン(Wengen)に宿泊。駅に到着したころから雨が降り出し、部屋に入った頃にはスコールのような激しい雨に。が、1時間ほどでまたきれいに晴れました。

この日の天気予報は曇りのち晴れ、一時雷雨。そんな天気あるかい、と思っていましたが、あるんですね。

宿泊したHotel Berghausからの景色。雨で遠くの山が見えないと魅力半減。


晴れるとイメージがぜんぜん違います。
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