2010.7.2 - 4                 
インスブルック           
母のスイス来訪に合わせ、今年の夏休みは地中海クルーズに決定。クルーズなら自分のその日の気分で観光したり、船に残ってのんびりすごせると考えた次第です。選んだクルーズはベニス発着なので、飛行機代を節約すべくバーゼルからは車移動とし、往路はオーストリアのインスブルック経由で向かいました。

インスブルックは、バーゼルから車で4時間。金曜夜に到着し、翌土曜日は、夏の観光客で溢れるハプスブルク家の王宮や教会、市内観光には目もくれず、インスブルックから更に車で1時間、クフシュタイン(Kufstein)という小さい町を目指しました。

ここにはワイングラスで有名なリーデル(Riedel)のガラス工場があり、週末のため工場見学は出来ませんが、工場併設ショップが営業しています。そう、私達は、ワイングラスが市価より、もしかしたら少し安いかも、という不確かな淡い期待だけでインスブルックまで来たのです。

 
こちらが正価物中心のメインショップ。
営業時間などはこちら
  

メインショップ店内
  結論から言うと、工場併設ショップだけに品揃えは抜群でしたが、正価品は日本・スイス何れで買うよりも数%安い程度で、これは円高・フラン高のお陰で工場とは関係なし。25%引きの物が一部在る程度。

しかし、嬉しい誤算はメインショップの隣にひっそりとアウトレットショップがあり、B級品が充実していたこと。これらは主にガラスに非常に小さい気泡が含まれてしまったもので、製品としては全く問題ありません。そのお値段、例えば日本で1客3000円の物が、B級品4客で4000円(35ユーロ)という感じです。はい、勿論B級品を沢山買いました。

こちらがB級品や売れ残り中心のアウトレットショップ
 
こちらが2級品(2.Wahl)。3級品(3.Wahl)はより気泡が目立ちます。3級では、日本で16,000円の物が10ユーロでした。

 
 
ついでに訪れたクフシュタインのお城 
次に訪れたのが、インスブルクから車で15分程の距離にある、スワロフスキーの観光施設。せっかくだからと寄ったのですが、不思議な所でした。

本社工場の横に大きな公園を作り、その中に「有料」の美術館を設けています。内部には、芸術心が分からない私にとっては、微妙なものばかりが展示されており、展示コーナーの後にスワロフスキーのショップがあります。

このショップは、「有料」の美術館内にあり、つまり入場料10ユーロを払わないとショップに辿り着けません。つまり、お金を払って、お買い物をさせてもらうのです。しかもその品揃えは、種類は多いのですが、町のスワロフスキーショップの方がずっとセンスが良い気がします。
 
スワロフスキー本社。観光施設クリスタルワールドが隣接しています。


微妙感漂う美術館入り口

   
  微妙その1
 
 
微妙その2
 

入場料を払ったものだけが辿り着ける、普通のスワロフスキーショップ。
お買い上げの際、店頭価格より2ユーロ割引されます。なにもかもが微妙。
 
ビーズの品揃えはとても豊富

微妙なスワロフスキーを退散後、少々インスブルク周辺を観光し、いよいよ翌日曜日はイタリアを目指します。
 
                 
             
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