2009.5.9 & 31 | ||||||||
ハイキング |
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スイスでは、ウォーキングやハイキングなどを楽しむ人が多く、観光地や町でもよく登山装備の人を見かけます。ということで、我々も遅ればせながら、ハイキングへ。 先ずは試しに近くの森へ出かけてみることにしました。わざわざ遠くの山へでかけなくても、そこらじゅうが整備されたハイキングルートだらけのスイス。スイス観光局のWebサイトにはハイキング情報が豊富に掲載されていて、コース選びの参考になります。 数あるルートの中から、今回はバーゼル近くのLiestal市を起点に、見晴台のあるGempen村を回って帰ってくるルートを選択しました。 Liestal駅前のハイキング案内板。 そろそろ限界が近づいたころ。人里はまだですか。 |
ものすごくごつい靴で自動演奏楽器博物館の見学にやって来た人。 イメージとしては行程10km程、所要約3時間と考えて出発。最初は美しい田園風景や森林浴を楽しんでいたのですが、途中から結構なアップダウンが続き、折り返し点のGempenに着いた時は結構ヘロヘロに。しかも、写真を撮ったりしてのんびり登ったせいか、既に2時間半が経過していました。 まだ余裕でのんびり休憩とかしていたころ。 復路は気合を入れて歩くも、途中で見る標識の所要時間はあまり減りません。水も殆どなくなり、最後は半泣き状態で何とか辿り着きました。家に戻って改めてWebの情報を読むと17km/4時間45分の中級コースと書いてありました。改めて下準備の大切さを痛感。でもきれいな景色と空気に囲まれての山歩きはとても気持ちよかったです。 |
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この失敗を教訓に、先ずは装備から見直すことに(形から入るタイプ)。スイスよりは安いだろうと言う事で、フライブルク郊外のスポーツショップSport Kieferへ。 登山靴を買いたいと伝えると、足の形状測定から始まり、丁寧なタイプ別登山靴の解説、そして5種類位の登山靴を代わる代わる履いて毎回10分程店内を歩き回って具合を確認。ようやく靴が決まったときは、もう2時間近く経っていました。久しぶりに正しいドイツ職人気質に出会いました。その後、リュックや緊急用の雨合羽など小物を揃えて準備完了。 次のハイキング先に選んだのは、Trans Swiss Trail(National Routes No.2) の最初のステージ、Porrentruy - St.Ursanne間16km/4時間50分のコース。Trans Swiss Trailは、Kanton JuraからMendrisioまで続いており、全長488kmを32ステージに区切ってあります。 |
測定の結果、足が平べったくがにまた気味であることが判明 |
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正しい駐車料金はいくらだったんだろう 降車駅St.Ursanneでも衝撃が。なんと駅が村のはるか上の崖沿いにあり、村に行くのにPost Bus(郵便バス)を利用しないといけません。St.Ursanneの村は小さいながらも風情があるいい感じの村でした。 美しい田園風景 写真撮影に燃える私と麦畑 終盤1時間はずっとなだらかな田園地帯 |
今回はPorrentruy駅へ車を停め、電車でSt.Ursanneへ移動して、Porrentruyを目指しました。前回の反省を踏まえ、コースや装備・持ち物も万全。颯爽とPorrentruy駅の駐車場で車を降りたはいいものの、いきなりフランス語オンリーのパーキングチケット機に挫折。普通のパーキングだと1時間CHF4が、Park&Rideだと1時間CHF1らしいのですが、どう選択したらいいかさっぱり。とりあえずCHF10入れて、チケットをフロントに貼り、駅の窓口で切符買うついでに聞くと、ああいいよ分かった、と言われて完了。???のまま電車へ。 St.Ursanneの素朴な4ツ型アーチ橋 村を出るとゆるやかな登りになります。そこからしばらく美しい田園風景を眺めながら進み、その後一気に200m程登って(辛い)、後はなだらかな道が続きます。 放牧場を通るので、爽やかな風景をよそに、糞を踏まないよう全神経を集中する必要があります 私ではなく草花にピントを合わせた嫁 途中ちょっとコースから外れたりもしましたが、前回の経験から時間のロスも最小限に抑えられ、終盤も美しい田園風景を楽しみながら、ほぼ予定通りのタイムスケジュールでPorrentruyへ到着しました。やはりハイキングは下準備と綿密な計画が大切ですね。 |
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Porrenturyの町並み |
Porrenturyの城 |
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