2008. 3.20 - 23
フィンランド
ロバニエミ空港の世界で一番可愛らしい手荷物ターンテーブル
イースター休暇を利用して念願のオーロラを見るべくフィンランドへ。オーロラ観測地としては、欧州ではアイスランド・スウェーデンなどもありますが、フィンランドのロバニエミでは日系旅行会社がオーロラ観測バスを毎日出しており、これが一番便利で確率も高いと踏んでフィンランドに決定!

スイスからはフィンランド航空を利用してヘルシンキ経由ロバニエミへ。完璧に凍結している滑走路への着地は、パイロットは慣れているのでしょうがスリル満点でした。


このオーロラ観測バスツアー、いくつかの欠点があり、天候不良のときはキャンセルとなる他(それは仕方ないですが)、祝日なども運行しません。そして我々が行くのはイースター休暇シーズン。3泊4日の滞在中、バスツアーが運行されるのは到着した日のみなのです。
そしていよいよホテルへチェックイン。ちらっとカウンターを見るとそこには日本語で告示が。「本日天候不良により、オーロラ観測バスツアーはキャンセルします」 出た〜!!!ちょっと曇っているけど、探せばどこかで見れるだろう〜。絶対休暇前で面倒だからキャンセルにしたに違いない、等と悪く勘ぐるも事態は好転せず。でも本当に何にもない町なので、こうなると途方にくれてしまいます。

先ずは腹ごしらえ。お約束の世界最北端マックへ行き、翌日以降の対策を練ることに。ここのマックではライ麦パンをつかったバーガーが名物みたいです。

メインストリート。歩道もどこも完全凍結
スイスの物価に慣れたお陰で高いと思いません

はい、この通り世界最北です

バス停。一台逃すと凍死します

村というより施設ですね。奥がサンタがいる建物
翌日は観光名所のサンタ村へ。町からバスで30分ほどです。とても小規模で、「本物の」サンタと有料で写真を撮れること以外は、おみやげ物屋さんと軽食レストランぐらいしかありません。尚、サンタと写真を撮るには長い時間並んで待つ必要があり、小6までサンタさんを信じていたさすがの私も断念しました。行かれる方は、施設が開くと同時に並ばれることをおススメします。

お土産屋で売っていたマトリョーシカの・・・

政治家版

することはあまりありません
サンタ村郵便局。今日も商売熱心。 唯一興味をひかれたのが、サンタ村郵便局。ここには世界中からサンタ宛に毎日3万通の手紙が届くそうです。局内ではクリスマスカードと切手を販売していて、その場で記入・投函できるほか、サンタさんからお手紙を送ってくれるようお願いすることもできます。 サンタさんからのお手紙は7ユーロでお願いできます

サンタの机
国別に仕分けされたサンタ宛の手紙 届いた封筒は切手コレクター向けに一束3ユーロで販売しユニセフ募金へ
夜はスノーモービルナイトサファリにトライ!いきなりスノーモービルを運転し、3,4時間山林のスノーモービル路をドライブするというもの。氷点下25度、スキーウェアの上に、更に防寒着を着込み、出発! 隊列を組み結構慣れてきた頃、はる〜か遠くに小さく緑色に光るものが!そうオーロラなんです。でも走行しながらなので写真は撮れず。本当に遠くて小さかったのですが、とりあえず「見ました」。

ちなみに町にいくつかツアー会社があり、前日までに申し込めば様々なアクティビティに参加することができます。必要な道具一式の他、防寒着のレンタルもセットになっているので便利。

強盗じゃありません

氷に穴を開ける一緒に行ったオランダ人夫婦の奥さん。繰り返します、奥さんです


あっ、嫁が運転中に時速5kmぐらいで左折に失敗して転びました。本当に転ぶことがあるので、皆さん気をつけましょう。

の後は、数少ないお店を見学し、北欧らしいデザインや色使いの小物などを買い物して撤収。
オーロラが主目的だったので少し物足りなかったですが、またいつかチャレンジしに来たいです。

こんな感じで町はスノーモービルだらけ

途中休憩して焚き木でソーセージ焼いたりコーヒー飲んだりして楽しみます

まだ釣れると信じていた頃
スノーモービルが思いのほか楽しかったので、今度は日中にスノーモービルで行く湖上釣りツアーへ。途中ガイドさんが道に迷う、魚はまったく釣れず、しかも終わってから釣れる確率は限りなくゼロに近いと教えてくれたりとイマイチではありましたが、スノーモービルが楽しかったから良しとしましょう。
そしてお約束のソーセージとコーヒータイム この後油断して横転

このお店はとてもセンスがいい食器を扱っていました

ショッピングセンターではビンゴゲーム屋さんが中高年に大人気。パチンコ感覚ですね
早く空港に行くと、何も開いていません
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