2008.4.27 - 5.3
南イタリア 〜ボローニャ編〜

イタリアの日差し
会社が水木金と休みなので有給を2日くっつけて、車で南イタリアに行ってみることにしました。狙いはもちろん、眩しい太陽、旨い酒、そして新鮮な魚、魚、魚〜!!最終目的地はナポリのちょっと南にあるアマルフィ。イタリアで最も美しい海岸と言われ、夏のバカンスシーズンには世界中から観光客が訪れる場所です。バーゼルからアマルフィまでは約1200km。飛行機が当然早いのですが、直前の予約はeasy jetでも高くなるので、貧乏人は体が資本ということで車で出発!

が、アルプス越えのゴッダルド・トンネル(全長17km)手前でまさかの大渋滞。夏は南へ向かうバカンス客で混み合うと聞いてはいたのですが、4月の日曜日にこの渋滞とは意外でした。周りを見ると、オランダからの車が異常に多い・・・もしかしてオランダ版GW? 抜け道でトンネル直前に入り込もうとすると、スイスらしくそちらの合流入口は通行止め。急がば回れ、元に戻って1時間弱耐え並び、トンネル直前の信号を抜けると渋滞は一気に解消しました。トンネルへの入場規制みたいなものらしいです。
国境を越えてひたすら南下、ミラノを過ぎ中部イタリアへ入ると美しい景色の連続です。通り過ぎる町の名前も、生ハム(パルマ)、バルサミコ酢(モデナ)とヨダレもの。

夕方4時頃にこの日の宿泊地、スバゲティボロネーゼ(ボローニャ)に到着しました。寝るだけのつもりで高速近くの安宿にしたので、町までは遠く歩けません。フロントで教えてもらいバスに乗っていくことにしたのですが、バス停までの道を歩いただけで治安の悪さをひしひしと感じます。バスの中も肌の色を問わずとにかくガラの悪い人満載、さらに後ろの席の老人が急に大声で独りごとをわめきながら立ち上がったり、別のおばちゃんがずっと不気味な鼻歌を歌ってたりと、久しぶりに手に汗握る感じを味わいました。

警戒度MAX

イタリア最大の大聖堂になるはずが、バチカンの干渉により規模縮小、上半分の大理石も貼られず未完成だそうです。

ネプチューンの噴水
町の中心部は人も多く、活気に溢れていました。日曜でも開いているお店も結構ありました!マッジョーレ広場を取り囲む大聖堂や市庁舎、そして噴水などは規模も大きくなかなかの迫力。ボローニャは塔の町だそうで、古い塔があちこちに立っています。上に登ると素晴らしい景色を見下ろせるそうですが、階段がつらそうだったのでパス。
良さそうなワインバーを見つけてとりあえず一杯。その後店の人がおススメしてくれたトラットリアで夕食。なんとなーく観光客向けの気配が漂っていた気がしましたが、本場のイタリアンはさすが美味、満喫しました。例え自分が思っていたのと少し違う品が出てきても、やっぱり美味しくて完食。ただしすすめられた地元のサンジョベーゼはいまいちで、明日以降に期待です。
ワインバーはつまみ食べ放題

本場のボロネーゼ。麺は厚めのタリアテッレでした。
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