2008.2.24 & 3.1
バーデンバーデン

フリードリッヒ浴場
ドイツの有名な温泉療養地、バーデンバーデンへ行ってきました。町の名前を直訳すると「入浴入浴」。温泉つきのホテルに長期滞在してスパやカジノでリフレッシュ、というのがたぶん正しい過ごし方なのですが、家から車で1時間半という地の利?を活かし、まずは日帰りで様子見にいってきました。

町には大きな日帰りの入浴施設がふたつあります。
歴史ある感じの立派な建物が、フリードリッヒ浴場。ここでの入浴はコースになっていて、係の人が石鹸をつけてブラシマッサージをしてくれるそうです(3.5時間で29ユーロ)。
ヨーロッパの温泉は水着着用のところが多いようですが、ここは全裸。しかも時間や曜日によって混浴になるので、なかなか勇気が必要です。ということで今回はパンフレットをもらい、手だけ浸して撤収しました。


館内入口。中の装飾もすごいみたいです。

ここのお湯は結構熱め

カラカラ浴場
(http://www.carasana.de/home/en/index.html)

すぐそばにある近代的な建物が、カラカラ浴場。こちらは水着着用で、広い温水プールのような温泉やジャグジーに浸かったり、デッキチェアで本を読んだりして自由に過ごせるクアハウスです(2時間13ユーロ〜)。こちらの方が人気が高く、週末の午後には入場制限の為に行列ができることもあります。

露天風呂(というより屋外プール)もあり、天気も良いこの日は最高のお風呂日和だったのですが、様子見だけのつもりだったので何の準備もしておらず、入浴は断念。

というわけで翌週、水着・タオル・サンダル持参でもう一回行っちゃいました。これらのグッズは売店で買うことはできますが、レンタルはしていません。
チケットを買いゲートを通って男女共用のロッカールームへ。えっ共用?と思いますが脱衣場は個室になってるので大丈夫です。水着に着替え、シャワーを浴びたら温泉へGO!屋内と屋外に2つずつ大きな浴槽(というよりプール)があります。それぞれ微妙に温度が違い、最高で38℃ほど。真冬はちょっと辛いかもしれません。

2階にはサウナがあるのですが、ここは「男女共通」「全裸」ゾーン。怖々入ってみたところ、こころなしか若い人は少ないものの、30代〜70代の夫婦やグループが本当に全裸で寛いでました。ちなみにタオルは移動のときは巻いていてもよいですが、サウナの中では体の下に敷いて汗がつかないようにするのがマナーです。サウナの中は比較的暗いこともあり、慣れてしまえば開放的で楽しい気がしなくもありません。

ドイツのサウナは混浴全裸ですが、フランスではサウナも水着着用です。先日アメリカ人の同僚がスイスのフランス語圏にあるサウナに出かけ、通ぶって全裸でサウナに入ったところ、居合わせたスイス人達に「ジャーマンが来たぞ」と陰口をたたかれたそうです。

チケットカウンターは行列してましたが、自販機でも買えます。
バーデンバーデンは南ドイツのシュバルツバルト(ドイツ語で「黒い森」)地方にあり、町の周囲には深い森が広がっています。

車で10分ほどのところに小さな滝があるというので行ってみました。川沿いの遊歩道をぶらぶら歩いていくと、滝の奥に草原がひらけ、そこには山小屋風のレストランが。風呂上りのビールは最高でした。
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