2010.7.16 - 17                 
バートラガッツ 2  
スイスらしい登山をしたいという母のリクエストに応えるべく、伊ベローナから500km運転してバーゼルへ戻ってきた翌日に、今度は180km運転してバートラガッツ(Bad Ragaz)隣のPizol山へ1泊2日の旅に出ました。





アンティリス・ブルネラリア

 
ミオソティス・シルバティカ


Pizolhutte



早い時間にPizolへ到着し、ゴンドラとリフトを乗り継いで標高2200mの出発点Pizolhutteに10時に辿り着いたものの、休むことなく5時間歩くだけで時間ギリギリです。ということで、空気が薄い高地にもかかわらず、急ぎ足で周る羽目になってしまいました。
  Pizolには標高2500m程の所に幾つかの綺麗な小さい湖があり、それらを約5時間ほどかけて周るハイキングコース(5-Seen-Wanderung) があります。標高差も割とあり、それなりに疲れるルートなのですが、それ以上に辛いのが、リフトの営業時間。乗り継ぎの関係で、コース終点のGaffiaから出るリフトに15時15分迄に辿り着かないとゴンドラで下山できなくなってしまうのです!



Wildseeまでの厳しい登り

 

Wildsee。左奥にはPizol氷河が広がっています 
 
アルペンローゼ



出発点のPizolhutteからいきなり1時間ほど厳しい登りですが、それを超えると青色が美しいWildseeに辿り着きます。ここからはPizol氷河も見え、スイスアルプスらしい景色で、しばし疲れを忘れることができます


その後、少し歩くと次の
Schottenseeが見えてきます。ここからは、湖と共に渓谷の見事な眺めを楽しむことができます。







ルメクス・アルピヌス 
 
Schottensee

Schottenseeから眺める渓谷


これは観光登山客ではないのでご安心を

3つ目のSchwarzsee


その後は、バートラガッツの温泉 Tamina Thermeで疲れた体を癒し、町で夕食をとって爆睡です。ちなみに今回バートラガッツの町で食事をしたのは、Wirtshaus Lowenというレストランなのですが、地元・観光客で大いに賑わっていて、食事も美味しく、サービスもテキパキとしていてとても感じが良かったです。バートラガッツには、高級ホテルGrand Resort以外にあまり美味しそうなレストランがないので、ここはお勧めです。 
  後で振り返るとこの2箇所が一番美しく、残りの場所に向かわずに引き返しておけば、リフトの営業時間を気にすることなく余裕で戻ってこられたのですが、貧乏性なので結局周ることに。息もどんどん上がり、写真を撮る余裕もなくなり、ヘロヘロになりながら、なんとか間に合って下山することができました。



Gamidaurspitzに無数に並ぶ石積み 
 
                 
             
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