そういえば住んでいる町の紹介をしてませんでした。バーゼルは商工業の街。近くには高い山もなく、スイスと聞いて思い浮かぶハイジ的な景色とは無縁ですが、街をぶらぶらするとそれなりにヨーロッパっぽいものに出会います。

ランドマーク的なもの
街の中心、Marktplatzという広場にあるのが赤い壁の市庁舎。見学とかもできるらしいですが、特に歴史に興味もなく、入るとめんどくさそうなので中に入ったことはありません。

広場の周りにはチョコレートショップや、オープンカフェ、高級デパートなどがあり、スイスにしては珍しく数十人ぐらいの人をみかけます。

ちなみにこのデパート、4階建てのこじんまりしたつくりですが、お値段だけはりっぱに超高級です。


市庁舎。州政府と市政府がはいっているらしいです。


Marktplatz近くの郵便局。こういう建物が普通に現役で使われているのがすごい。



ミュンスター。左の塔がいつまでたっても修復中。

Marktplatzから坂をあがったライン川沿いに大聖堂(ミュンスター)があります。私たちが見に行った日曜の朝にはミサがおこなわれており、「観光客お断り」の札がはってありましたが、普段は見学できるみたいです。同じくめんどくさいので中に入ったことはありません。

ミュンスターの近くはとても静かな高級住宅街になっており、ちょっとした広場には何かの銅像がたっていたり噴水があったり。日曜朝だったせいか人の姿はまばらで、ゴミひとつ落ちておらず、まるで映画のセットみたいでした。ちなみに日曜は10時になるとほぼ全ての教会でしつこく鐘をならして、礼拝を促されます。
ミュンスター近くのなにかの銅像with噴水。日本から来た人に町中になんで浴槽があるのか聞かれましたが、似ているけど違います。

街にはいたるところに噴水があります。一番印象的なのが、劇場前の広場にあるティンゲリー噴水。ジャン・ティンゲリーはスイス生まれの美術家で、廃物利用の動く彫刻で有名なのだとか。ここの噴水も面白い仕掛けになっていて、見ていてあきません。


ティンゲリー噴水。


街角の噴水でのどの渇きを癒すシェパード。なぜか大興奮で水飲みながらウォンウォン吠えてました。飼い主も当惑気味。

トラム

サッカーシーズン開幕の日にはFCバーゼルのチームカラーで塗られた車両が。


たまに見かけるブタさんトラム。意味は不明。

街の中心部は歩いて回れる広さですが、このトラムを使いこなすといっそう便利です。

トラムの色は緑か黄色が普通ですが、たまに変わった車両が走っていることも。

優先順位はトラム>人>ペット>車

トラム6路線とバス3路線が乗り入れるAeschenplatzでは、トラムと車と人間が同時にいろんな方向に行こうとするのでもうごちゃごちゃ。でもみんなのんびりしているため不思議と危ないことにはなりません。クラクションもスイスでは滅多に聞きません。
Aeschenplatz近くにあるナゾの巨大オブジェ、ハンマーマン。労働者を称えてと聞くが、勤労者はそう多くはない。
ライン川
街の真ん中にライン川が流れており、川を境に北側が新市街、南側が旧市街になっています。

川沿いには遊歩道が設けられ、市民の憩いの場になってます。が、水の色は決してきれいではないです。特に春夏はアルプスの雪解け水でより濁ります。

ねんのため、右上でくつろいでいるのは彫像です。

こちらは人間

こんな濁流ですが夏には泳いでいる人をよくみかけます。こちらは特設の遊泳場。


泳ぐのはちょっと・・・という方はこちらの渡し舟をどうぞ。
それもめんどくさい場合は桟橋で昼寝でも。
次は家の近所をご紹介します。

次へ進む Topへもどる