思うこと 第229話             2007年7月2日 記

慈愛会版『大リーガー医』第一弾−その1−


慈愛会版『大リーガー医』とは、ちょっと大げさな表現ではあるが、でも、私は『これが、プロの教育だ!』と、心底、恐れ入ったので、あえてこの表現で紹介することにした。

講師の Dr. Yew(下写真と略歴) は今村病院分院の加塩信行総合診療内科主任部長の仲立ちで招聘が実現したものである。


本日の講演は研修医を前列に座らせ、急性心臓発作(冠動脈不全)に対する救急外来での対応についての話であった。 実にわかりやすく、研修医一人ひとりに質問し、考えさせ、その後答えを提示するという進め方であったが、研修医は、私がびっくりするほどによく答え、逆に質問も行い、会は盛り上がった。指導医のほかに看護師も聴講していたので、要所要所で
司会役の加塩主任部長による日本語での解説もあった。

冒頭でも述べたように、私は、『本物のプロの話は、すごい!』と心底感動したのであった。今後は、単なる勉強会だけでなく、この様な本物の『大リーガー医』に病棟指導医として勤務してもらって、毎日研修医を指導してもらえる体制を作れたらと思うことであった。
明日もDr. Yew の講演が下記のチラシの形で今村分院に場所を移して行われるので、もしも、このホームページをご覧になった方で聴講を希望される方があれば、大歓迎である。