思うこと 第199話             2007年4月3日        

仕事始めの感慨


 一昨日から財団法人慈愛会の会長の仕事に就いたが、一昨日は日曜日であったため出勤せず、一日中三宅美術館で、『第二回納光弘展』を観にきてくださった方々に絵の説明をして過ごした。(ちなみに、次の土曜日曜(4月7・8日)も一日中美術館に居て、個展最後の2日間を過ごす予定。)

 昨日4月2日(月曜日)は、いよいよ、仕事始めの日、張り切って仕事を開始した。


 昨日は、財団法人慈愛会理事長の今村英仁先生と一緒に、慈愛会に属する幾つかの施設を訪問した。今村英仁理事長とはかって鹿児島大学第三内科で一緒に勉強した期間もあり、慈愛会理事長に就任後も何かと一緒に夢を語りあってきた仲である。 昨日一日の施設訪問は、感動の連続であった。
まず介護老人保健施設『愛と結の街』を訪問した。

ここの施設長の黒野明日嗣先生は私と同じ鹿児島大学第三内科の出身で、一緒に研鑽した仲間である。朝礼での理事長と私の挨拶の後、黒野明日嗣先生は私に『理想の介護老人保健施設に育てたい』と熱く語ってくれた。
 次に、財団法人慈愛会谷山病院(下写真)を訪問した。

ここは、建物も美しく、病院内も機能的で、入院患者さんが快適に過ごせるよう工夫されており、すばらしい病院であった。
 この後、財団法人慈愛会今村病院分院を視察した後、

そのまま空港に行き、奄美大島に飛び、財団法人慈愛会奄美病院を視察した。

上の写真は、道路側から撮ったもので、下の写真が後ろ側から撮ったもの。

ここの病院も谷山病院と甲乙つけがたいすばらしい病院で、安野院長の卓越したリーダーシップのもと、ここでも患者様が快適に過ごせ、いい状況で退院できるよう、職員が一丸となっている姿勢に感銘を受けた。今朝は朝の一便で鹿児島に帰るという慌しい視察となったけど、多くのことを学ばせてもらった。
 私も、今後、これらの病院をさらに理想に近づけるために、私の微力の限りを尽くして頑張ろうと決意を新たにした一日であった。