おじいちゃんになった喜び 

予定日を2時間過ぎた平成15年11月6日の深夜に長女美由紀の陣痛が始まり、朝6時無事初孫を出産した。「おぎゃー、おぎゃー」という本当に大きな声をあげながらの生命の誕生に、私は感無量で、母となった長女も感動の涙があふれ出ていた。取り上げてくださった昇 眞寿夫院長は私の小中学校からの親友で、その親友の手で母子ともに最高の状態で出産させてもらえ、本当にありがたいことであった。1週間後に順調に退院となり、その足で、87歳になる私の母親に赤ちゃん(由紀乃と命名)を連れて行った。母にとって「初ひ孫」の誕生で、とてもとても喜んでくれた。さて、その後、おじいちゃんとおばあちゃんになった我々夫婦と次女を加えた5人の我が家は、あらゆることが由紀乃を中心にして動いてきた。11月23日の日曜日には、お宮参りの着物などを買いに長女と家内達が出かけざるをえなくなったので、その間、おじいちゃんが“嬉々として”由紀乃のお守役を買って出た。その間、おむつを3回かえ、泣こうとするたびに抱っこし(というより、ほとんどだっこしっぱなしで)、長女達が帰ってきた時にはさすがにくたくたになったが、でも、楽しい経験であった。長女も由紀乃ももうじき父親(九大神経内科大学院生)の待つ福岡に帰ってゆくので、鹿児島の我が家は寂しくなることと思う。
今後の由紀乃の成長がとっても楽しみである。