個人的出来事 第118話    2010年8月17日記、8月19日新聞記事追加挿入

鹿児島市立病院に私の日本画が!

鹿児島市立病院長の上津原甲一先生から『平成27年に新築移転予定の鹿児島市立病院の新館にあなたの日本画を飾りたい』との申し出を受けた感激はいまだに忘れることが出来ない。 私の『絵かき人生』最大の出来事であった。 これ以上光栄なことがあろうか! その時以来、その作品の製作に全身全霊を傾注した。 そして、ついに完成した。 

パネルのサイズ 220cm × 165cm  150号

新病院の完成までのあと5年間、自宅の倉庫にしまっておくことにして、とりあえずその絵の写真を撮り、上津原院長にお届けしたところ、またもや感動的な出来事が起った。 上津原院長から、『この絵はとても気に入ったので、せっかく完成したのだから、それまで寝かせておくのはもったいない、現在の病院の玄関に飾って、新築移転の日を待ちましょう!』との申し出を受けたのである。
 ありがたい事であった。

早速、8月9日夕刻に絵を運び込み、8月10日の午後4時から除幕式が行われた。 その時の様子がMBCテレビとKYTテレビで当日夕刻放映され、さらに8月19日の南日本新聞でも紹介されたので、新聞記事、ならびにそれぞれの映像を示す。


つぎに、MBCのニューズナウから。


映像はまず、私と上津原院長による除幕の瞬間から始まった。





除幕の後、上津原院長から感謝状をいただいた。

私の肩の後ろに映っている絵の説明用のキャプションを下に示す(このキャプションそのものを撮影しそこなったので、他に試作したものが手元にあったのでここではそれを示す)。

この感謝状授与の後、上津原院長のご挨拶があった。

先生からいただいた言葉は私にとって身に余るもので、恐縮してお聴きしたが、先生の暖かいお気持ちに胸が熱くなったのであった。
私はこの感動をインタビューのマイクにぶっつけ、この絵の制作に向けた気持ちを語った。



以上がMBCの放映である。

次にKYTで当日夕刻に放映された映像を紹介する。






以上がKYTの
news every で放映された映像である。

平成27年に完成が予定されている新しい鹿児島市立病院については下記のアドレスで紹介されている。
http://www.kch.kagoshima.kagoshima.jp/pubjp/keikaku_1.html
その中にある図を紹介する。


上津原院長のお話では、この建物の正面玄関を入って広い廊下の正面突き当たりの広い壁に私の絵を展示してくださる予定との事。 今後、健康に気を配って、ぜひ5年後のその日を生きて迎えたいものである。 もっとも、先のことがわからないのが人生であるから、その日を草葉の陰で迎えるかもしれないが、絵は残ってくれると思うと、やはり、すごいことである。 この出来事に恥じない『絵かき』になるために、生あるかぎり画道に精進し続けたいと決意を新たにしている。