まだまだ!?おジャ魔女どれみ
第28話『帰ってきてぺルル!』
3/3
どれみ「そっか、それで幻獣界の王様は人間のことが嫌いなんだ・・・。」
はづき「でも、そうなるとグルモスっていう人は人間なのに魔女や幻獣のことを知っているの?」
さつき「そうなるわね。まぁ龍である幻獣王を見て驚かないんだから、魔女が居るって言っても信じるようなタイプの人なんじゃない?」
しずく「でも、じゃぁなんでグルモスって人は幻獣界の王様のお后を殺したりしのかな?」
メアリー「何でだろうね・・・。何か理由はあるんだろうけど。」
おんぷ「ううん、でも、オルテガっていう人はずいぶんと良い人なのね。」
かぜき「はい、とっても良い人ですよ。」
風木は笑って答える。
どれみ「ところで風木ちゃんがまた魔女見習いになったのは、水晶玉を割っちゃったから?それともマジョフェミルさんやそのグルモスっていう人を探すため?」
かぜき「どっちもです。水晶玉を割っちゃったせいもあるし、マジョフェミルさんやグルモスを探すためでもあるし・・・。それに、私、ぺルルも探さなきゃいけないんです。」
しずく「ぺルル・・・?」
かぜき「はい、私の妖精・・・なんですけど、私が魔女見習いに戻ってすぐに居なくなってしまって・・・。」
さつき「居なくなった?」
かぜき「はい。実は、夜の街を箒に乗って飛んでいる途中にぺルルがマジョフェミルさんの妖精のドラを見つけたらしく、それを追いかけていったっきり・・・。私もぺルルを追いかけたんですけど、途中でとても狭いビルとビルの隙間に逃げ込まれてしまって・・・。魔法を使って小さくなってそこを通ろうとしたんですけど、そうこうしているうちにぺルルを見失ってしまって・・・。それっきり帰ってこないんです。だから私、探さなきゃいけない人がいっぱいいるんです。」
どれみ「そっか・・・分かった、じゃぁ私たちも協力してあげるよ。」
かぜき「え?」
はづき「そうね、それが一番ね。」
メアリー「私たちもマジョフェミルさんやぺルルを探すのを手伝ってあげる。」
かぜき「でも・・・。」
どれみ「良いの、だって風木ちゃん、私たちのお願い聞いてくれたじゃん。」
さつき「そうだよ、私たちに協力してくれって言って、受け入れてくれたでしょ?だから、私たちもなにか風木ちゃんに協力してあげるくらいのことはしないとね。」
しずく「大丈夫、みんなで協力すればきっとすぐに見つかるよ。」
かぜき「ありがとうございます。私・・・何も出来ないただの魔女見習いですけど・・・。絶対みんなのお役に立てるように頑張りますから・・・。」
おんぷ「こっちこそありがとうだよ、ね。」
おんぷの言葉にどれみたちも頷く。
どれみ「とにかく今回は探すものがいっぱいだね、精霊に犯人にマジョフェミルさんに風木ちゃんの妖精に・・・。でも、みんなんで協力して、絶対に、絶対に全部見つけてみせるんだ。」
さつき「うん、頑張ろう。」
一同「オーッ!」

***続く


次回予告
さつき「闇に包まれていた多くの謎も、少しずつ明るみに出てきました。こうやって、ちょっとずつで良いから明るい方向に向かっていけば、いつかきっとこれらの事件は解決するはず。やらなきゃいけないことはたくさんあるけど、それを乗り越えるこえた時、きっと凄く嬉しいはず。だからというわけではないけれど、何も考えずにとにかく進もう、いざ前へ!次回、まだまだ!?おジャ魔女 どれみ、『3つ目の風は精霊さん?』、ドキドキピース明るく照〜らせ♪」

リストに戻る