おジャ魔女どれみ+α
第18話「新しいポロン!」
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しずく「でも、上手くいくかなぁ・・・。」
こがね「無理よ・・・。」
どれみ「こがねちゃん?」
こがね「私が・・・みんなと心を合わせるなんて、無理よ。私がみんなの足・・・引っ張っちゃう・・・。」
あいこ「こがねちゃん。失敗すること、怖がったらあかんで。」
こがね「・・・。」
あいこ「失敗しても誰も責めへんって。やらんうちからできひんって諦めたら、できるもんもできひん。」
こがね「・・・。」
どれみ「さぁ、頑張って。私たちはマジカルステージに参加できないから、こがねちゃんが参加しないと。」
 そのとき、こがねの心が少し開いた。
しずく「じゃぁ、いくよ。マジカルステージ。」
 しずく、さつき、こがねは位置についた。 しずく「ピルル〜カポルル〜カ すこやかに〜」
さつき「ポルパータルナータ したたかに〜」
こがね「プラットフォルン おごそかに〜」
3人「マジカルステージ!雨よ、降って!」

***

 雨は降り、そこには虹の橋が現れた。
どれみ「やったじゃん、しずくちゃん、さつきちゃん、こがねちゃん!!」
さつき「へへへ。じゃぁ、帰ろう。こがねちゃん。」
こがね「うん。」
 こがねは本当に嬉しそうだった。

***

モタ「6級試験合格〜。」
さつき「やったね。」
あいこ「そうや、そういや、クルールポロンがもらえへんって聞いたんやけど・・・。」
???「そのことについては、私が説明します。」
しずく「え?」
どれみ「この声は・・・。」
マジョラッタ「これはこれは、女王様。」
女王様「まず、6級試験合格、おめでとうございます。」
全員「ありがとうございます。」
 すると、女王様は指を鳴らし、魔法で大きなトレーを出した。
女王様「これが、新しく開発された"ピラーナポロン"の原型です。クルールポロンよりも強い魔力が使えるようになりました。 しかし、これは使うために何か楽器と合体させる必要があります。」
どれみ「あの、私たちもですか?」
女王様「どれみちゃんとあいちゃんのポロンは昔使っていたポロンを元に既に新しいピラーナポロンが出来ています。これを。」
 どれみとあいこは女王様から新しいポロンをもらった。
2人「ありがとうございます。」
 しずく、さつき、こがねは一旦帰って、自分の大事にしている楽器を持ってきた。しずくはおもちゃの鉄筋、さつきは小さい時使っていたヴィオラ、こがねは学校でもらうようなリコーダーをもってきた。こがねの家には楽器がそれしかないらしい。5人は、女王様にディスポロンをもらい、御礼を言って帰っていった。

***続く


次回予告
こがねちゃんが魔法堂に来るようになりました。
やっとこがねちゃんと仲良くできる!?
次回、『はじめての友達』お楽しみにね。

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