おジャ魔女どれみ+α
第13話「どれみたちの一日!」
1/2
 今日もいつも通り(?)穏やかな春風家。この日は日曜日で学校が休みだった。
ぽっぷ「ごちそうさま。」
どれみ「ごちそうさま。」
渓介「ごちそうさま。」
 どれみたちはちょうど朝ご飯を食べ終わったところだった。
どれみ「あ、やばい、もう9時だ。お母さん、お弁当は?」
はるか「出来てるわよ、はい。」
どれみ「ありがとう。それじゃぁ、出かけてくるね。」
ぽっぷ「何処行くの?おねえちゃん。毎週出かけてるけど。」
どれみ「え、えっと、ちょっと友達の家にね。」
ぽっぷ「ふうぅん。行ってらっしゃい。」
はるか「あんまり遅くまで迷惑かけちゃだめよ。」
どれみ「はいは〜い。行ってきま〜す。」
 どれみは意気揚揚と家を出て、友達の家ではなくMAHO堂へ向かった。ぽっぷは、どれみが言ったことを疑いもしていなかった。どれみがMAHO堂につくと、すでにさつきとしずくがきていた。
さつき「どれみちゃん、遅〜い!!」
どれみ「ごめん、ごめん。」
しずく「早く行かないとマジョラッタに怒られるよ。」
 どれみたちはMAHO堂の中へと入った。そしていつもどおり魔法の扉を使って大阪の家具屋魔法堂へ。
あいこ「おそいで、あんたら。開店1時間前に来るんと違ったん?」
さつき「どれみちゃんが待ち合わせに15分もおくれるから・・・。」
どれみ「い、いやぁ、あはは。ごめん、ごめん。」
マジョラッタ「なんじゃ、騒がしいと思ったら。」
 店の奥からまだ寝ていたと思われるマジョラッタがでてきた。
どれみ「マジョラッタもしかして今まで寝てた・・・?」
マジョラッタ「う、うるさい!それより、いつも来るのが早いのぉ。関心じゃな。」
あいこ「マジョラッタ、開店って10時やろ?」
マジョラッタ「あぁ、そうじゃ。あと40分じゃな。」
どれみ「まだ40分もあるじゃん。もうちょっと待ち合わせ遅らせようって・・・。」
さつき「どれみちゃんの場合、寝ていたかっただけでしょ?」
どれみ(ギクッ!)
しずく「それにどれみちゃん、いつも遅れてくるね。」
あいこ「それに、開店準備とか開店の20分前には開始しなあかんから、これぐらい前に来といた方が良いと思うで。」
どれみ「それもそうだけど・・・。何も1時間も前に来る事無いじゃん・・・。」
さつき「仕方ないわね・・・。じゃぁ、9時20分にMAHO堂ね。」
どれみ「やった。これでもうちょっと寝られる。」
あいこ「やっぱり寝たかったんやな・・・。」
さつき「どれみちゃんのことだから、また寝すぎて送れてきたりしそうね。」
どれみ「だ、大丈夫だよ。」
 そうこう無駄話をしているうちに、開店20分前になった。
マジョラッタ「さて、開店まで、もう一眠り・・・じゃなくてもう一仕事するか。」
どれみ「やっぱり寝てたじゃん・・・。」
しずく「それよりそろそろ開店準備しないと・・・。」
マジョラッタ「何、もうそんな時間か・・・。もうひとね・・・一仕事しようと思っていたのに。」
リリム「もう、マジョラッタ!さっさと開店準備しないと、間に合わないわよ。」
マジョラッタ「そうじゃな、じゃぁ開店準備を・・・。」

次のページへ
リストに戻る