学研 大人の科学

1、2号もまもなくアップします。



第3号付録 Pin hole camera

ピンホールカメラ(針穴写真機)の原理は古くから知られ
節穴を通して外の景色が映ることを人々は知っていたようである。

学研の大人の科学3号の付録にピンホールカメラが付いてきた。



まず、このカメラを見てみよう。
まだ小学5年生のころ学研の科学のふろくに針穴写真機が
付いていたが、それはブロニー判フィルムを使うもので針穴も
自作するものだった。
今回のものは35mmフィルムを使うもので、精密加工された
0.3mmのピンホールも付属している。



Leica0型に似てかっこいい。
中央がピンホールで、向かって右の板がシャッターだ。
向かって左がシャッターレバーでシャッターを左に押すとこのレバーに
固定される。

 

撮影する場合はシャッターを左に押してチャージする。  向かって左上に見えるのがシャッターの押さえだ。
この状態でシャッターレバーを押すと1/250のシャッター  任意のシャッターを切る場合はシャッターレバーを 
  が切れる。     あげて行う。



フィルムの巻上げはギャを親指でまわして行う。
左のノブはフィルムを巻き戻すときに使う。

これを使ってさっそく試し撮りをしてみた。




よく晴れた日に撮影するのがコツであるが、独特の雰囲気を
持った写真になった。




新舞子の人工海岸に赤海がめが産卵したのを記念して
作られた石像。 明暗差の大きいものでも描写できる能力がある。


使用フィルム FUJI Venus800
シャッタースピード 約2秒
2枚とも同じ。



カメラの操作の写真を撮っているときフィルムが入っていた
ので、デジカメを操作しているとことが写っていた。
長時間露光で撮影するピンホールカメラならではの写真だ。

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第4号に続く

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