湯河原 幕山 2004.2.22

 大学時代のサークルOBG連の有志数名で、湯河原の幕山に行ってまいりました。
 「梅見山行」ということで、気楽に出発。・・・標高600mくらいの山だし。

 9:00、JR湯河原駅に待ち合わせ。電車の関係で私は30分ほど前に到着。気楽な山行ということで、ジャケットに綿パン、スニーカーという軽い格好で
いたのだが・・・駅に降りると、まさに「ハイキング!」といわんばかりの格好をした中高年の方々があちらこちらに団体で・・・あれ、おんなじとこにいくんじ
ゃないよな・・・?と思ってたら、やって来た私のセンパイ、山行用のシャツにジャージの下、登山靴・・・エッ、そんなとこに行くんですか、我々は!?
 聞いたら何のことはない、センパイ他に着てける服がなかったということ。・・・それは私もおんなじで、軽いハイキング程度の服がなく、ジャケットに綿パ
ンになったワシにしても、方向性は違うけど原因はおんなじ。・・・それにしても結果が180度違うような・・・。

 9:00、全員そろって出発・・・しないで各自まずお弁当を買う・・・全く用意してこないところ、すんげェお気楽なハイキングである。
 目的地まではまず、バスで「幕山公園行き」のバスに乗る。240円。
 このバスにはさっきの「ハイキング」団体が・・・うっ同じとこ行くのか!もぉ、満車になるほど乗車。けっこういるんだなぁ・・・と思ってたら、途中の登山口
でホトンド下車。なるほど、下から登るんですね。・・・・我々はヘタレですか、ヘタレなんですか?!

 バスは終点幕山公園へ・・・途中で車が混んでてノロノロ運転。この幕山公園、幕山の麓にして、梅園があるという。そのため花見客で駐車場が混みあ
ってるのである・・・が、これって我らの行くところも混んでるってことか?
 終点バス停から梅林へは10分くらいか、徒歩で移動。

↑幕山と梅林ここの岩の至る所にクライマーがとりついている

 今回梅園は・・・残念ながら7分咲き。…と書いてあったけど、5分じゃないか?との声も・・・梅園を抜けて登っていくと幕山に至る。が、その梅園のあち
らこちらで、岩にへばりつく人たちの姿が・・・そう、ここはロッククライミングもできるようになっているのである。

↑梅林とクライマー・・・って、写真に対してちいさくなっちゃってわかんないや!


↑せっかくだから梅も・・・このときの開花はこんな感じでした


 この梅園を抜けてさらに歩くこと約1時間・・・頂上に到着しました。
 山頂の様子は・・・海と湯河原の町並みが見えました。あと、箱根(・・・?)の山々も・・・それだけかよ!・・・はい、ホントに軽いハイキング程度の山で
す。
 「この山は寒い時期に来た方がいい」と言ってた人がいたが・・・その通りです。この日は陽気がよかったこともあるが、2月っつーのに軽く汗かいた。カ
ンカン照りの夏場では、とても我慢できないだろう、・・・日陰になるような樹林帯がないから。また、周りの景色も春霞がかかってしまったが、冬の空気が
澄んだ日なら海ももっときれいに見えるだろうなぁ・・・梅園と山とは、それぞれ目的を別にして来た方がいいです。

幕山からの風景 えっとここの海は・・・なんでしょう?


 帰りも同じくらいの時間で降りたかな?・・・ダラダラと降りたから。それにしても、低山とはいえ、下山に関してはなかなか油断のならん山である。登りに
は気づかなかったが、登山道はけっこう乾いた土のため、意外にすべりやすい。オマケに所々で傾斜が思ったよりあるもんで、舐めてかかると転びま
す。あんまり滑りやすいもんで、私は小股で下山しました。みんなも気をつけようね!

 梅林まで降りてきて、今度はタクシーで帰る。バス停とは違う方向に、タクシー乗り場もある。我々が帰ろうと思うしばらく前から雨が急に降り始め、タク
シー待ちもたくさんいた。・・・が、タクシーもポコポコ来るもんで、ひどく待たされることはなかったです。これを運ちゃんたちは「着発」と言ってた。・・・入れ
食いみたいなもんですか?

 ・・・とまあ、こんな感じで軽い感じのハイキングが楽しめます。・・・足元は滑りやすいのでその辺は気をつけないといけないけど、それ以外には全然楽
勝の山です。今度行く時は、梅のキレイな3月上旬がいいなぁ・・・。

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