スタートは10キロとハーフは、それぞれ逆方向へ行きます。
友人は、皆ハーフ。私一人で10キロスタート地点へ。
ちょっと心細い!
去年のタイムレコード見ても
とても私が出るタイムじゃないのを分かっていて出場。
何処まで着いていけるのやら・・・。

10時30分スタートの合図!
私は海に向かって走り出した。これって、向かい風?
凄い風!走ってすぐに、息が・・・できなーい!!!
ちょっと喘息持ちなので、呼吸整えるのに必死。

前を見たら、もう引き離されてる・・・・。
1キロ地点で、私の後ろはあまりいない。
やっぱり無理だったかな?
頭の中には、「もう、今日はダメだ。止めとこう!」
そんな言葉がちらついた。

でも、3キロ過ぎればいつも楽になる。
そう思って、走り続けるしかなかった。
3キロ過ぎて、横にアメリカンウオーターフロントの
コロンビア号が見えた。
あの中のレストランあまり美味しくなかったなあ・・・。
ちょっと余裕が出てきた。笑

何処からか声が・・「ここのグループで10キロ最後」
私・・・ビリ軍団にいるんだ。
初めて自分の位置に気がついた。笑
でも、前がかなり遠い。
という事はここのグループだけ取り残されたんだわ。
周りを見ればおじいちゃん、おばさん、。。。納得!笑

右はお洒落なホテル群
(ここのホテルのデザートバイキングは美味しいよ。)
左は東京湾。確か友人は、海風が気持ち良いぞって
言ってたけど、気持いいどころか、
細いオバさん、風に負けて立ち止まってる。
私、負けるもんかっ。重石はたくさん付いてる。
(これが・・・問題なんだけどねっ笑)

5キロ過ぎた地点で、「折り返しはもうすぐよっ」て声がかかる。
あの角かな?・・・・曲がってもまだ先だった。
永遠真っ直ぐな道が・・・
改めてディズニーランドって広いなあー!
只たんたんと走るのみ!

やっと、ディズニーランドの駐車場付近にある折り返し地点
その前に水を1口含む。苦しくて飲み込めない。

後ろから、車が近寄ってきた。
もしかして・・・友人の言ってた
「救援車にタイムオーバーの人は乗せられるんだってよ!」
って、これかっ?
私まだ走りたいんだけど・・・だめかっ?
車から、「22キロハーフの先頭がきます。端によってください。」
えっ?私の倍の人がもう直ぐ後ろにいるんだ!
少しして、凄いスピードの人が何人も走り抜けて行った。
前を走ってるおじいちゃんの大きな声
「ナカヤマー頑張れよー」
「今日中山が出てるんだってよ。」
いきなり振り向いておじいちゃんが、声をかけてきた。
ずーっとマイペースでヒタヒタ走ってって、まだ元気そう!
私ただ、うなづいただけで、精一杯。お返事できなくてごめんなさい。
おじいちゃん、どう見ても70歳は超えてるな。
でも、ニコニコして走ってる。
格好も、ピンクのスパッツにランニングカッコいいよ!
沿道の人からも「楽しんで走ってね。」って声がかかった。
そうだよね楽しまなくちゃいけないのよ。
でも、今の私にはその余裕ない。
只、ゴール目指して、1歩でも前へ行くしかない!
立ち止まったら、終わり。進めなくなる。行くしかない!
おじいちゃんみたいになるのは、いつの日かな?笑
(余談・・私、中山選手と一緒に走ったのよ。−12キロだけどね。笑)

折り返し地点を過ぎてから、次々「よっちゃん頑張れ!」の声が!
ヤスヤンと、友人たちがすれ違いざまに声をかけてくれた。
嬉しかった!「よーし、頑張るぞっ」って、何か元気が出てきた!
やっぱり応援って大事なんだ。ありがとう!
沿道の人もたくさん声をかけてくれた。「もう少しだよ」 
小さい子が飴を手渡してくれました。
ごめんね。飴食べる余裕もないの。
ポッケに入れて持ち帰ります。

そしてゴールのアーチを抜けて、やったー!完走!!
これだけで、今は満足!
来年は、せめて取り残され軍団からの脱却めざそう!笑
そして、楽しんで走りたい!
ヤスヤンとスタート前に記念写真
グーフィーと一緒にスタート地点へ
ゴール直前のヤスヤン(見えるかな)
22キロ揃って、ゴールした友人夫妻
(奥様がへたばってたのを、だんな様が
待ってゴール!仲が良いなあ〜!)
歴代の記念Tシャツ展↑

頂いた記念品と、完走証!↓

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