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矯正歯科講座
移転歯(いてんし)

移転歯(異所萌出)ってなに?

本来の歯の位置関係が入れ替わってしまっている場合、移転歯と呼びます。原因は先天的な歯胚の位置異常・歯のたまごの段階で既に場所が違っていたり、生えていく方向が異なっていると思われます。もしくは本来、萌出すべきスペースに既に隣の歯が入り込んでいた場合、避けるようにして生えてきた結果が移転歯となる場合もあります。

どうしたらいいの?治す方法はあるの?

治療の考え方としては、無理なく元に戻せるならば正常の配列を目指します。歯根の位置が完全に入れ替わっている場合などでは、移動距離が長く本人の負担が大きくなるので、敢えてその順番のままで対合歯と咬合するように配列することもあります。大雑把にはガタガタの一種なので、抜歯ケースであれば抜歯対象の選択肢として考える場合もあります。また、稀に隣の永久歯の歯根をアタカも乳歯かのごとく吸収させながら萌出してくることがあります。その場合は、歯根吸収を起こしてしまった歯を抜歯せざるを得なく、かわりに移転歯をその部位に配列する事もあります。
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