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transpalatal bar(パラタルバー) |
どんな装置なの?どんな人が使うの?
上顎の第1、第2大臼歯に装着する針金の装置です。1つだけ使う時と奥歯両方の2つとも着けることがあります。上顎に沿うように作製されます。歯茎に食い込まないように若干浮かせてあります。主な利用方法は、奥歯の捻れ、奥歯の幅をコントロールすることと、舌の圧力による圧下と固定力の強化です。ヘッドギア使用時、インプラント矯正による大臼歯の移動、外科矯正の際の幅径のコントロールでは必須です。
それって痛いの?
奥歯を圧下するなどの調節を行う場合は比較的多く浮かせてありますので、歯茎には食い込まないのですが、逆に舌に食い込むことがあります。舌感が著しく悪いので評判が悪い装置ですが、出きる限り違和感が少なくなるよう調節いたします。時々、歯の動きに伴って針金部分がジワジワ歯茎に食い込むことが有ります。とても痛いので我慢しなくていいです。痛くなり始めると歯茎まで腫れてきますので、なおさら食い込みます。我慢していても多分治りません。直ぐに直しに来て下さい。 |
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