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矯正歯科講座
T4K(トレーナーフォーキッズ)

どんな装置なの?

機能的顎矯正装置。主に口唇、舌などの筋肉の問題を解決しながら、軽度の叢生と上下顎の位置関係を改善します。シリコンで出来た装置なので、破折や疼痛などのトラブルが極めて少ないです。

どうやって使うの?いつ着けるの?

マウスピースのようにお口に装着し、就寝前の1時間と就寝時に使用して貰います。クチビルの力が弱い子の場合は口唇閉鎖が困難かも知れませんが、出来るようにトレーニングしてもらいます。1−2ヶ月は起床時に外れていることがあるかも知れませんが、概ね3ヶ月頃から外れなくなってきます。著しく体調が悪い時を除いて、毎日使用しなければいけません。柔らかいシリコンの装置ですので、食いしばるとちぎれて壊れます。歯を軽く合わせるようにはめる装置です。外した時にお水できれいに洗って、幼児やペットが触らないようにケースに保管し紛失に気を付けて下さい。

鼻炎などのせいで鼻で呼吸できないけど使えるの?

僅かですが装置自体に空気穴が付いていますので、呼吸は出来ます。しかし口を塞いだだけで窒息するぐらい酷ければ、耳鼻科で治療してください。そこで治る治らないに限らず、もしそれほどの状態を数年も続けていれば、その人は正常咬合にはなれません。歯を取り囲む環境が正常でないと歯並び・噛み合わせも正常になれないのです。むしろ装着して鼻で呼吸出来る人になれるよう努力するべきでしょう。その方が耳鼻科的な疾患にかかりにくい体質になれると思います。

誰でもちゃんと治るの?

日中の1時間の使用を怠ると、いつまで経っても合わない、外れる、効果が出ない といった事になるかもしれません。使う時間がつくれるよう生活習慣を見直す必要があります。もちろん朝まではまっている期間が十分でないと効果も見えてきません。また別の理由で、その他の問題が顕著に現れてくるために不正咬合が目立ってくる事が有ります。その場合は早期治療のみで完全なゴールを目指すのが困難なケース、もしくは別の装置を用いる必要があるケースです。

いつまで続けるの?

6ヶ月を過ぎるとちゃんと使えている場合は、歯並びや噛み合わせに変化が出てきます。ある程度、改善が見られてきたら、 finishing type(硬いシリコン製)に切り替えます。最初は硬いので慣れて貰うために、起きている1時間だけハード、就寝時はソフトを使用して貰います。徐々に就寝時にもハードなfinishing typeを使用していくようにします。使えていない時期はカウントしませんが、使えているようなら計2年弱の装着になります。効果が少なかったから という理由で4年も5年も使う装置では有りません。大人の歯並びが完成する前には使用を中止します。

当院で定期的にチェックを続け虫歯のリスクコントロールは行いますが、虫歯の治療は行っておりません。かかりつけの歯科にも定期的にチェックを受けましょう。
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