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矯正歯科講座
presurgical splint(術前スプリント)

さっさと術前矯正を終えて手術をしたいのに、こんな事しなきゃならないの?
顎変形症の手術を行う直前に顎矯正が確実に良い結果を出せるよう、術前に使用して頂きます

折角、外科矯正までして上顎と下顎のバランスを合わせようという時に、顎の関節がずれている状態では、とても良い位置関係に合わせきれないでしょう。

外科矯正が必要な人の場合特に治療開始善のスプリントも行っている場合が多いと思います。以前と比較し、装置が装着されているため適合が悪いのですが、しっかりと長めの装着をお願いします。

どのように使うの?
使用開始時:1日2-3時間程度 日中使用してみましょう。まず慣れてください。噛み合わせが
  随分異なりますので、顎が疲れるかもしれません。唇が乾くので、リップクリームを塗ると良
  いでしょう。ここまでの術前矯正治療のため、著しく噛みづらい噛み合わせだと思いますが、
  このスプリントを使うと、とても快適に咬合できることに気付くでしょう。
一週間後:終日の使用に慣れていきましょう。就寝時は必ず使用します。食事中もできるようなら
  スプリントを装着しておきたい所です。
調整:1か月前後の間隔ででスプリントの調節を数ヶ月続けます。その都度の調節は、前歯も奥歯
  も左右差なく噛めるように、プラスチックの表面を調整し、同時に、上下顎の歯列が術時に安
  定するよう、調節又は観察を行います。通常で有れば3ヶ月程度で安定してきます。

安定後:術前矯正が終了していれば外科予約を行います。手術日までは、スプリントを継続しな
  がら術前矯正の仕上げを行います。
もし、使用時間が少ない場合(就寝時のみの使用)では、安定化までの変化が緩やかなので、時間がかかってしまうかもしれません。良い状態へと変化させきれないことも有ります。術後の成績が下がる可能性が高くなりますので、がんばりましょう。

注意点
禁止事項:熱いお湯やアルコール消毒は厳禁・ペットに触らせない・落として壊さない
食事での注意:大きいモノは難しい・ゴマ・ナッツ類は、挟まると痛い
会話での注意:なかなか慣れません。数ヶ月の使用で、問題なくなってきます。
過去に前歯で噛めなかったケースでは、急にスプリント上でかみ始めるので、前歯に痛みが生じる事があります。
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