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Pierre Robin syndrome(ピエールロバン症候群) |
ピエールロバン症候群、トリーチャーコリンズ症候群など下顎の低形成を示す疾患では、顎の発育不全による呼吸障害(SAS スリープアプネア)、摂取障害を認めることがあります。このような症状がある場合には下顎骨の延長治療を比較的早期(乳幼児期)に計画し、気道の確保、口腔容積の拡大を図ります。具体的には下顎骨延長術を施すでしょう。過去の下顎骨延長は、顎外延長器による瘢痕が見られたり、延長方向のコントロールが困難でありましたが、最近は顎内法の延長器でしかも成長曲線に沿ったスパイラル延長器も開発されています。医療の考え方や治療法も日進月歩ですので、専門医と相談しましょう。矯正の治療費は外科、矯正いずれも健康保険の対象になります。 |
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