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Before→After
■ 外科症例 開咬

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 比較的強い叢生と、下顎の劣成長を伴う開咬が見られます。成長を終了した永久歯列ですので、骨の大きさのズレへのアプローチは大きく別れる所です。程度が小さければ、歯の傾きで補うように解決しますし、大きなズレであれば、外科的に骨のズレを改善する治療が選択されます。垂直的な問題はその他の不正咬合と比較して、解決が極めて困難な事が多いです。治療後の後戻りが頻繁に見られる不正咬合ですので、外科矯正での改善が望ましい場合も多いでしょう。

   

 術前矯正の仕上げにスプリント治療を行った方が良い場合が多いです。現在、当院での治療では、術前に3か月のスプリント治療を必須にしております。せっかく手術までしてかみ合わせの位置を合わせようとしているのに、顎の関節の位置がずれていたらどうなるでしょう。顎の関節は往々にして顎の大きさのズレをカムフラージュするような偏位を示すので、術後にじわじわと後戻りしているような現れ方で、ズレが見えてくるのでは?このスプリント治療を徹底できたケースでは術後の安定性が極めて高いと感じています。

外科手術は、上顎のインパクションのみをLeFort1にて行いました。


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 装置撤去です。動的処置は2年ちょっとでしたので、通常のマルチブラケット治療とそれほど治療期間は変わりません。極めてよい咬合状態が得られたと思います。今後は保定治療に移行し、数年にわたって咬合の安定状態を管理していきます。

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