HOME > Before→After一覧
Before→After
■ 外科症例 上顎前突

before
   

   

       

  強い骨格性の上顎前突が見られます。しばしば、口腔内所見では骨格のズレを歯の補償的な傾斜などでカムフラージュさせているため、あまり大したことのないズレにしか見えない事があります。また、上顎前突の場合は、下顎が関節の位置で知らず知らずのうちに前方へ大きく偏位させて噛んでいる事が多いです。このような場合は、咬合器に装着してみて初めて、治療方針が見えてくるかもしれません。どのような不正咬合であれ、大きなズレに対しては、外科的に骨のズレを改善する治療が理にかなっています。前後のズレ、垂直のズレと条件が重なってきた場合、より外科矯正での改善が望ましいでしょう。

   

     

  一般的な外科矯正治療の流れは、術前矯正・外科矯正・術後矯正・保定治療と移行します。術後矯正では、手術後に僅かに見られる後戻りに対する処置や、刻々と変化する額関節の環境に対応して調節を続けます。特に大きな問題が無ければ6か月程度で保定治療に移行します。

after
   

     

     

 装置撤去です。動的処置はちょうど2年でしたので、通常のマルチブラケット治療とそれほど治療期間は変わりません。手術方法は、上顎のインパクションをLeFort1、下顎の前方移動をSSROで、オトガイの前方移動をジェニオプラスティーで行いました。今後は保定治療に移行し、数年にわたって咬合の安定状態を管理していきます。

  ↑ページトップへ
当院では無料相談にお越しの方にさまざまな特典をご用意しております。
無料カウンセリング・問い合わせなどはこちらから
プライバシーポリシーサイトマップ
(C) 2008 Copyright NONOYAMA ORTHODONTIC CLINIC Allrights Reserve