柳生浪漫街道散策

09.06.19(金)

梅雨の入りが宣言されて鬱陶しい日々が・・と思いきやどうやら今年はあまり降らないようです。
6月19日、近鉄奈良駅に22名が集合。山楽会は発足の頃は5〜6名でやっていたショボい会だったのですが、なんと最近はたくさんの七期会旧友が集まるのが恒例となってきました。
 バスは9時40分発、一日に数本しか出発しませんので集合時間の厳守を案内人の永楽さんから申し付けられていました。
 他のお客さんと混乗。満員で山道、里の道をバスが進みます(国道369号線)。今日のコースは「大柳生」集落から「柳生」集落まで山道を歩きます(柳生街道)。大した道ではありませんが「しんどい、しんどい」と泣き言を言っている運動不足の輩がいます(^-^)。。。
では、いつもの時間を追っての写真入紀行文を書いてみましたのでお楽しみください。
また、動画もありますのでご覧ください。(Iw Mv と Mu Mvをクリックください)
ゴルフコースがいくつもありますこの柳生街道。マイカーでは快適な道ですが、バスでは良く揺れます。
「大柳生」でバスを降りました。

いよいよ山道に入るのですが案内人の永楽さんの挨拶のあと出発なんですが・・・。
永楽さんは子どもに優しく注意するように噛んで含めるような説明をされておられるのですが・・オシャベリに夢中になって聞いていなかったり列に遅れたりして先行きが心配です。何しろ22名もいますと3分の小休止ですとしんがりが到着すると出発しなければならないということになります。
田植えが済んだ里には人影がありません。里の長閑な風景を楽しみまたなだらかな山道を楽しむという風に進みます。
「南明寺」「お藤井戸」など柳生に縁のある里から山道に入ります。この山道を抜けますと「柳生の里」に入ります。

柳生の手前にある「疱瘡地蔵」です。巨石に掘り込んで磨崖仏になっています。笠置に抜ける道やこの辺りは巨石がゴロゴロとしていてそこに仏様を彫っているのによく出会います。

自動車で通過していてはこのような仏様になかなかお目にかかれません。

この辺りで時刻は12時をとっくに過ぎています。
待ちに待ったお弁当です。この「柳生菖蒲園」で昼食です。永楽さんが気を利かして団体割引券を買ってくれました。

ここの菖蒲園はたくさんの種類の菖蒲があり丁度見ごろでした。永楽さんが下見に来られた時はまだ二分咲きだったそうです。

菖蒲だけでなく紫陽花も咲いていました。これにはまだ時季が早いようでした

団体と言うことで係のおばさんが一室部屋を貸してくださいました。
貸してくださったプレハブです。もう缶ビールを出している人もいます。

家から自作のおかずやお漬物、お味噌などを持ち寄り分け合い美味しく食べました。

あるものはお弁当は緑陰の方がいいと椅子を持ち出して食べ始めます。

なにしろ風が心地よく、そばには菖蒲や睡蓮、紫陽花も咲いていましたからね。
食べ終わった頃に、他の団体も入ってきました。

「菖蒲園を背景に集合写真をとろうや」と全員・・ではなく19名で撮影です。残りの3名は写真撮影に出かけていたそうです。

菖蒲園を俯瞰する所なんですが・・人物が邪魔をしていて肝心の菖蒲園が見えません。。
菖蒲のたくさんの写真を撮ってきていますので精細な写真をおさめています別のページをご覧ください。

この菖蒲園のあと、また山道を通り天乃石立神社、一刀石、芳徳寺、柳生一族の墓、家老屋敷などにいきます・・・。

     炭焼き小屋

    一刀石      撮影・村元

       家老屋敷
一刀石の前で記念写真を撮りました。↑

誰かが腕白小僧のように路傍で拾った棒を持って写っています。みんなから「仙人さまの様だ」といわれ得意げなんです。なんとこの御仁、、この仙人の棒を家に持ち帰ったそうです。(^-^)。。よく駅員さんに危険物所持違反ということで逮捕されなかったものだと思います。

さて、最後のこの家老屋敷。中は博物館のようになっています。一通り見学の後、みんなは畳の上に座り根が生えて動きません。相当なお疲れだったと思います。ここで16時50分発のバスに間に合うように時間調整しました。

全員揃ったところで記念写真。。あれっ・・・20人しかいない。。
こう人数が多いと誰かが抜けることがあるんですよ。
後列・・・左から  池川、増井、野瀬、楠野、土居、坂口、吉村、立っているのが児玉
中列・・森本、庄田、村元、加龍、永楽、河村、植松
後列・・石田、岩崎、榎本、大場、村田、立っているのが田所
         《撮影者・・・岩壷》
下の団体写真撮影しているのは岩壷さん。↓
さて、無事午後6時過ぎ奈良駅に到着。楠野さんと加龍さんは所用のためお帰りになりましたが残りの20人は永楽さんが予約してくださっていた「お好み焼き屋・おかる」さんで乾杯しました。午後8時過ぎまで4人ずつ座った席でそれぞれが乾杯また乾杯。その後、あの仙人も魔法の杖を持って無事売布神社のおわしますご自宅にお帰りなされたそうな。。
このページのトップへ