紅葉を探しに八ヶ岳
2005年11月13日
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我が家で紅葉見物というのは京都と清里しかない。無線で出向いた箱根や富士山でないのも不思議だ。今日は午前に出発して清里へ出向いた。475kmのドライブだったが、帰りは中央道35km,、東名40km渋滞のおまけつきである。
●身をのりだすなよ
中央道の長坂ICで降りて清里に向かう。無料になった清里道路を使い、八ケ岳高原大橋で紅葉を眺めるのもいつものとおりだ。ちなみにこの橋は平成10年(1998)にできた。
高いところが好きな妻は平然と橋を歩くが、高所恐怖症の私は気のりがしない。クルマが通るたびに橋がゆれて足の裏が汗をかくのに、のんきな妻は身をのりだして橋の下をのぞくから冷や冷やする。
橋の上から八ケ岳やまわりの紅葉を写したが、へっぴり腰なので手ぶれも多い。大橋あたりの紅葉は今ひとつである。「前はもっと赤かったのに」と妻に不満を並べられてもどしようもない。
●清里の森に立ち寄る
なじみの美しの森へ向かったが人も少なくて淋しい。上にあるスキー場のメドウサは閉鎖されていた。大橋より紅葉が深まっているがインパクトが欠ける。しかたないので清里駅に向かう。
途中に「清里の森」の看板が見えたので立ち寄る。美術館には興味がないがファッション工房というのにひかれた。でも、場内はガランとしていて何がなんだかわからない。
腹も空いてきたのでルミエールというレストランに入って和牛のステーキを食べた。舌触りのいい肉が上手に調理されて美味しい。真っ赤になったモミジを眺める食事もおつだ。
●八ケ岳公園道路で小淵沢へ
いつもなら小淵沢から清里に向かうのだが今日は逆回りにした。八ケ岳公園道路はカーブの多い道だが、牧場もあってのどかな道路だ。
先に進むほど紅葉が深まり、並木が黄に色づいている。せっかくデジカメを持参したのに妻は紅葉に見取れるだけで写す気配がない。
「写したかったらとめればいいのに」と言い出すのはいつものとおりだ。山道走行でムキになる私を知っていて言うのが口惜しい。
●鉢巻道路を初めて走る
いつもならスパ小淵沢にある延命の湯に入って帰るところだ。でも、今年は2回出向いたから富士見を抜けて原村に向かった。
八ケ岳鉢巻道路は初めて使った。紅葉の並木のまわりに貸し別荘が多いのに驚いた。林の中を一直線に並木道が作られているのも観光開発の結果だろう。
30年前から八ケ岳に出向いているのに原村と富士見の位置を逆にみていた。国道20号や中央道ばかり使ってきたからだろう。また長い間、八ケ岳公園道路が有料だったから国道141号を利用した影響もある。別荘とかテニスにも興味がなかったことも加わる。
●もみの湯に立ち寄る
もみの湯は昨年の夏に出向いた。美ケ原の帰りに諏訪側から入ったので今日の道とのかかわりはない。駐車場にクルマをとめても妻には印象が薄いようだ。
内湯と露天風呂に小さなサウナしかない「もみの湯」は目立たない施設だ。備えてあるパンフレットもずいぶん古い内容である。ふれあいセンターという名称のとおり入浴を通じた交流の場となっている。昔のヘルスセンターにどこか似ている。
でも、華美にはしらず自分たちのやりかたをとおすスタイルがただよう。施設は古くても住民が気軽に利用する場となっているようだ。