富士山を見に山中湖へ(2)
2005年10月23日


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駐車場から石割の湯へ 石割の湯入口 石割の湯駐車場からの富士山

 今日は横浜も御殿場も富士山の頂上が見える。今月2日に出向いたばかりの山中湖の平野にある「石割の湯」へ妻とでかけた。東名御殿場から国道138号で篭坂峠を抜けて山中湖までは40分だ。

 紅葉も始まって湖畔はいつになく人やクルマが多い。石割の湯のある「平野」には、テニスコートやキャンプ場がたくさんあって、なだらかな山裾に大人の背丈ほどに伸びたススキが目立つ。平野からは山伏峠を経て津久井湖に向かう道志みち(国道413号)がつながり、昔は渋滞時の抜け道に使った。

 石割の湯はこじんまりした日帰り温泉で、駐車場も3ケ所あわせても50〜60台程度で狭い。建物は六角形が2つ組み合わされた洒落た作りである。吹抜けの二階建てだから天井は高いがややきゅうくつな感じがする。

 温泉は男女とも内風呂4つ(打たせ湯あり)、露天風呂2つの組合せである。角形の建物だから風呂が狭く感じた。洗い場も2ケ所に分散し、露天風呂も離れているから若干の違和感が伴った。湯は「紅富士の湯」と同様に癖がないアルカリ性単純温泉である。湯船の中から富士山は眺められない。広間は十分あるので入浴後の休息には支障はない。二階の展望室へは木製の回り階段を上るが急階段であきらめた。富士山は駐車場の端でようやく眺めた。

富士ビューホテル付近からの富士山 同じ地点からズームした富士山


 山中湖から眺める富士山は平野からのほうが広大で情緒がある。クルマの行き来も少なく、湖畔を前景にしての夕焼けが美しい。我が家がキャンプを始めた頃には湖畔の「みさきキャンプ場」に数度出向いたこともある。サイクリング道路もあって子どもと自転車で走ったのも楽しい思い出だ。陽は落ちていたものの、富士山のシルエットと湖畔の店の灯がコントラストをかもしだしていた。昼間は15度だったが、陽が落ちると8度になるのに驚いた。今度出向くときは冬支度をしよう。

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