富士山を眺めに山中湖へ(1)
2005年10月02日


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正面です。
右側にバス停があります
2階の大広間から見た食堂    2階の大広間です     

 昨日は、富士山が見えないとブログに書いたら夕焼けどきに姿を現すのも皮肉である。今朝もうっすら姿をみせた。「それじゃ、もっと近くで眺めよう」と午後から発つのもいつものとおりだ。御殿場も須走も霧が巻いているから山中湖に向かった。東富士五湖有料道路のトンネルを抜けると急に視界が広がった。

 「紅富士の湯」は初めて訪れた。「べにふじ」と読むようだ。山中湖ICから1kmで5分もかからない。国道に面した入口は二つあり、建物は道路からやや離れている。案内図に出ている「花の都公園」は国道138号の反対側にある。駐車場は3ヶ所に別れ200台くらいは大丈夫だろう。温泉前には山中湖周遊バスの停留所もある。

 1階はレストランと売店で、温泉は2階にある。何でとうがったが、男女ともに富士山が大浴場から正面に見えるように設計されている。風呂の真正面に富士山がド〜ンと見える作りが嬉しい。露天風呂は1階の野外にあるが柵がジャマして入浴場から見にくい。

 洗い場は個々に区切られ、昔ながらの木製の腰かけが懐かしい。内湯は露天風呂よりやや温度が高いがそれほど熱いとは感じない。露天風呂は石の湯と桧の湯がある。桧の湯は水に近いほどぬるい。湯質はアルカリ性単純温泉でクセがなく、さらっとしている。

 附属施設として1階にはゲームセンター、2階に食堂と大広間のほかに個室が3室ある。レジャー性を優先した作りだから幼児を連れ歩いても退屈させないだろう。客層は20〜30代が多い。

 ちなみに、料金は大人700円で子供200円との間に学生500円の区分があるのも珍しい。また、別に村民料金があり300円というのに驚いた。営業時間は10時から21時までで受け付けは20時30分である。12月から3月までの土・日・祝日は6時から営業という。これは紅富士が眺められる季節に合わせたようである。

 ともあれ、笠をかぶっていたが富士山の大きな姿を眺めて入浴できた。風呂好きの妻が十分満足している。我が家から片道120kmだから無理のない距離である。

 山中湖には平野に日帰り温泉「石割の湯」もある。御殿場から国道138号を使えば「紅富士の湯」と距離は変わらない。2つの温泉は周遊バスで結ばれているからハシゴもできそうだ。

 まわりには忍野八海もあるから入浴以外にも楽しめる。少し足を延ばせば道の駅「富士吉田」があり、ここには富士山頂にあったレーダードームが展示されている。また、美味しいビールのあるレストランも併設されているのも嬉しい。

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