たかがクルマのことだけど

第2部 クルマで旅をするときに


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 この章はクルマで旅をしてきた私の持論が最も強く出ています。旅と旅行を区別する人には鼻持ちならない内容だということを承知してあえてさらします。ドライバーだけでなく同乗者との協力で楽しい旅をしてきた私は、少しでも参考になれば十分だと考えています。

 クルマと旅は決して無縁ではないと思います。体力があって山歩きをしていた時代にも私はクルマを運転してきました。移動や運搬の道具としてだけでなく、クルマにはたくさんの思い入れと思い出があるからです。クルマを運転するようになって旅行や山歩きを始めた私は、クルマを敵視する考えはありません。

 そこで、第1章は私の行ってきた道楽(山歩きや無線)あるいは家族や知人を交えた暮らしを振り返りながら旅について整理しました。ずいぶん青臭くて恥ずかしい面があります。

 第2章は、クルマを旅に使う場合に配慮したいことを細々と並べました。参考になれば幸いです。助手席で地図を見てドライバーをフォローすることから運転になじんだ私は、同乗者ができる協力や同乗者の気持ちを大切にしています。ドライバーだけの視野で書いていません。クルマだから出来る旅もあります。

 第3章は、走行中に注意したいことを並べていますが運転テクニックではありません。長期間のドライブは何が起こるかわからないものがあります。せっかくの楽しいたびが気のゆるみや疲れでフイになることがないように説教めいた部分もあります。

 第4章は、元の原稿を大幅に改訂しています。それは共同危険行為の扱いが厳しくなったことと、携帯電話も普及したので連なって走ることもないと考え直した結果です。中途半端になっているのはそいうことの反映です。

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