58 楽器いじりは上達だけじゃない

ギターに挑戦

 
 楽器いじりは上達するためだけではないという思いでこのサイトを書き続けています。うまくなるためだけなら音楽教室に通ったり、ベテランに学べば済むことです。うまいに越したことはありません。でも、それだけで音楽や楽器いじりは語られることでもないし、

   「どういう仕組みで音が鳴り」、
   それは「どいういう約束で成り立っているか」、
   また「そういう音の組合せに人はなぜ共感するのか」

などを知る機会ではないでしょうか。弾くのはヘタでも自分が楽器をいじって身につけたり気づくことも大切でしょう。こんなことは負け犬の遠吠えでしょうか。

 できあがったものにあれこれ批評を下し、自ら試したり練習するのを嫌う風潮も最近はあります。リモコンチャンネルを動かせば何でも見れるし、インターネットで記事を得るのは確かに便利です。でもそれはパクリ(もほう)にすぎません。自分で考え、試し、感じとり、身につけることも無視できない営みではないでしょうか。ヘタはヘタなりに感じ取るものがあるし、やらないよりマシだ。そういう営みのひとつとしてわたしは「ギターに挑戦」を書き続けています。できない理由を年のせいにするつもりはありません。

 すぐに飽きるとふんで始めた「ギターに挑戦」も50話を超えました。内容もギターだけでなく他の楽器に広がり、今まで関心がなかった音楽(音の学)にも立ち入っています。それならいっそ、

   個々のページにしてどこからでも読めるものにしよう。
   どうせなら、今まで別のサイトやブログに掲載した記事も加えよう。
   始めた頃には気づかなかった知識を追記しよう。

そんな欲張りな気分を交えて訂正しています。楽器いじりは、パソコンや無線に似て機械の操作だけでない広がりがあります。音楽ファンや専門家には当たり前でも門外漢にはわからないことを素直に示すものとしてヘタを承知で楽器いじりをする。それもまた道楽の楽しみでしょう。(2007/04/03)