40 MIDIキーボードを買った

ギターに挑戦


 ギターを始めてからあれこれ物が増えた。ギタースタンド、譜面台、キーボード、キーボードスタンドそれに、カポタスト、メトロノーム、チューナーまで加わるから目立つ。そして今日はカシオのミニ32鍵MIDIキーボードEZ-5が加わった。「これだけ道具を揃えて何をするつもり」と妻子に呆れられるのも気がひける。

 妻に「何のためのMIDIキーボード」と問われて慌てた。さしさわりがないように「パソコンと接続して音符を入力する」と答えたが、本当はキーボードでコードいじりをするためである。今日はコレグとカシオのキーボードを実際に確かめて買ったが、コレグは単体で音出しができないもののカシオはできると知って選んだ。つけ加えれば鍵が小さいからわたしの指にフィットする。幅も39.9cmだからじゃまにならないし、持ち歩ける。

 先月買ったカシオのキーボードCTK-230は49鍵4オクターブでリズムパターンが100もあって自動演奏する優れものだけど幅が87.5cmあるのが難点である。鍵が大きいからコードを押すのも辛い。また、取り出すのがおっくうだから手をつけなくて妻に皮肉を並べられる元だ。

 パソコンのキーボードやマウスは附属品が気に入らず自分の指に合ったものを選んで使ってきた。それと同じで多機能でも自分にフィットしないものを無理に使うことはないと気づいた。それにしても先日土下座して買ったキーボードがあるのに言い出すのはやっぱり気がひけた。昨日と今日続けて店を回ったから妻も根負けしたようだ。

 楽器は身近に置いていじるものである。機能は少なくてもさっと出して使えなければ無用の長物になりかねない。最近は音楽の基礎をやり直しているから見た楽譜を試す必要がある。それだけのために散財をするのは無駄だけど、確かめて学ぶには欠かせない。わたしのMIDIキーボードはそういうためにあるだけだ。でも、今後のことを見据えてパソコンとつなげるUSBインターフェイスも併せて買っておいた。(2007/02/11)

【追記】

 MIDIについては「35MIDIキーボードを探す」で触れ、写真も掲載しています。音譜作成ソフトが期待はずれだったことも加わり、和音いじりに使う程度でパソコンには接続していません。楽器いじりのほうが楽しいからでしょうか。