16 ギターのコード表を作って日が暮れた

ギターに挑戦


 きのう今日と箱根駅伝の中継に気をとられて家にこもった。観るだけではつまらないから「フォークギター用のコード(和音)」で使用頻度の高い16を選んで大きめの表を作った。エクセルで基本の表を作り、ワードのシェープアップ機能で◯を加えて仕上げた。ここまでは1時間もかからない作業だ。ついでに「超初心者のためのコードの見方」も作り、ホームページに挿入するのに駅伝の後てこづって後半を見そこねる始末である。

 問題はワードのファイルはそのままホームページに挿入できないことである。しかたないのでペイントにコピーし、画像ファイルに変えてから挿入した次第である。でも、ペイントにコピーする段階で何度行なっても表の線が欠けるのが腹立たしい。私の持っているエクセルにはシェープアップ機能が見当たらないのがつまづきの元である。

 なんでコード表を作ったかといえば、わからないたびに本を取り出すのもオックウだし、小さなものでは見づらいからである。通勤の間のヒマつぶしにも、旅行に出歩いた先でも使えると欲張った。最低限使うものに絞り、子どもが分かるようにグループにまとめた。見るままにせず書いたほうが記憶力も高まるようだ。大人の勉強は暗記や書写でなく、理解して覚えることだとわたしは思う。

 作ってみるとけっこう似通ったものである。左指の動かしかたの参考になった。選んだのはC、Csus4、D、D7、Dm、Dsus4、E、Em、E7、F、G、G7、A、Am、A7、B7である。この中で半分も押えられれば簡単なフォークは弾けるはずだ。初期のフォークはC、F、G7、Em、Amの5つで何とかなったものだ。家にギターを放置されている方はドレミファソラシドの弾き方も付けたので昔とった杵づかを家族に披露されてはいかがでしょう。

 ぶかっこうのままでは口惜しいのでパソコンショップに出向いて廉価なPDFファイル作成ソフトを購入し、ホームページ内にあわせて掲載した。これならワードで作った画面がそのまま出るし、印刷もきれいだろう。

 せっかくの冬休みもギターやパソコンいじりであっけなく過ぎた。余計なことばかり手を出したが興味があることを存分実行しただけマシかもしれない。ぐうたら亭主が家にくすぶっていて煙たかった妻はこれから本当の正月を迎えるのだろう。(2007/01/03)


【追記】

 作ったコード表は頻度の高い者に絞っていますので参考程度のものです。市販されているコードブックには多数のパターンが出ていて便利ですがそれがどういう組合せでできるのかの解説が出ていないのが残念です。1冊だけ選べといったら、ギターの板目を使ってわかりやすい説明がされている鈴木渡さんの『らくらく覚えるギターコードブック』(成美堂出版)をおすすめします。
このページに掲載した写真はヘタな理由を確かめるために買いましたがあまり参考にはなりませんでした。