81 エレアコを買った

ギターに挑戦

 いつまでたっても上達しないくせにギターをまた買いこんだ。ヤマハのエレアコAPX−500である。エレアコで一番安いのにひかれたまでである。アリヤのアコーステイクギター(アコギ)よりネックが細くて弦も短く、幅も薄くて軽い。エレキギターは薄いわりにやけに重いから本当に意外である。薄いから身体にフィットして操作しやすいのも予想外だった。

 何んで買ったかといえば、自分の指に合ったギターが欲しかったことと録音するためである。初めて買ったアコギは自分の指のことなど無視して衝動買いしたから今もフィットしない面がある。今回は弾き慣れた曲を数曲試しに弾いて選んだ。そしてアコギを録音するときのマイク設置も面倒だ。それならギターと録音機をコードで結びつけてしまえば良い。そんな考えは甘いだろうか。

 じき飽きると思っていたギターいじりは2年続いている。重いエレキをいじっているうちに五十肩になったから、今度のエレアコも何が起るか分からない。でも、軽くなったぶん肩の負担は減った。ネックが細いのが気になったけど押えやすくなったのも嬉しい。さっそくアンプにつないだがエレキギター用のものだからちょっとキンキンするのが気になる。アンプはもう一台あるから相性の合う方を使おう。

 先日は録音しておいた曲をパソコンに移そうとして操作ミスでデータを消去してしまった。録音機の取扱説明書が見当らず直感で行ったヘマである。メディアプレーヤーで同調させて上書きしてしまった。まったく泣くに泣けない。20曲すべてが消えたのもロ惜しい。それにめげずにエレアコで録音しようと買ったけど人様に聞かせるのはまだまだ先のことだ。

 へたな者ほど道具を集める。これは醜男が美女をほしがるのと同じだ。でも何もしないでウジウジするより道具をいじって自分に合ったものを探す前向きな模作をしたい。これもいつもの弁解である。2008/12/13