東北ローカル線旅行記 −2008年8月4日〜8日−


その5 新庄〜米沢〜東京

 8月8日、ホテルの無料の朝食をとった後、新庄駅に向かい、8時56分発の奥羽本線で米沢に向かった。途中、山形で乗り換え、米沢には11時過ぎに着いた。今日も空は快晴、真夏の日差しが容赦なく落ちてくる。福島行きの列車は13時10分発だから、約2時間、米沢で過ごすことができる。ちょっと距離はあるけど、松が岬公園まで行ってみることにした。

 この旅行の期間中、曇ったことはあったが、一度も雨には降られなかった。前回の日光のときも梅雨の最中だったにもかかわらず、天気は良かった。これは誰のおかげなのかと暑くてぼんやりとした頭で思った。

 米沢には酒田と同じように古い町並みが残っていて、懐かしい気持ちになった。最上川を越えるとき、気持ちのいい風が吹いた。松が岬公園は緑の多い美しい公園だった。上杉神社にお参りしてから、近くの売店でアイスクリームを買って食べた。駅に戻る途中でラーメン屋に入った。ワンタンメンが自慢ということで注文した。

 やはり麺は美味しい。妻は昨日食べた酒田のものよりも美味しいという。暑いときは、熱いものを食べたほうが少しの間ではあるが、暑さを忘れる。列車の中で食べようと和菓子屋でみたらし団子を買ってから、駅に向かった。

 米沢から福島、福島から郡山、郡山から黒磯、黒磯から宇都宮と普通列車を乗り継ぎ宇都宮には17時半に着いた。この列車は上野まで直通だったのだけど、宇都宮で夕食を取ろうということになった。駅ビルにあるイタリアンレストランに入り、日替わり定食を食べた。

 ふと窓から外を見ると雨が降っていた。この旅の期間初めて見る雨である。歩道にも所々傘の花が咲いていた。食後のコーヒーを飲みながら雨を見ていると、妙に心が落ち着いた。(2008.10.1)

―終わり―


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