AS YOU LIKE IT


「どうすっかな〜」

1人の男が部屋の中で落ち着き泣く歩き回っている。

「明日、だもんな…マジでどうしよう。。」

『明日』、2002年11月13日は、

某日本一の男、30歳の誕生日。

「やっぱ、なんかした方がいいんだよな…明日会うし」

そして、当日は某バラエティ番組の収録日である。



トゥルルルルル…



と、唐突になりだした携帯。

恐る恐るディスプレイを見る。

「なんだ…」

ディスプレイに表示された番号はマネージャーのそれであった。

安堵の表情を浮かべて電話を耳に当てる。

「ハイ…分かった、今行く」

電話を切った中居は、ベッドに置いてあった帽子をかぶると、某歌番組の収録にため、マネージャーの車へと向かった。

「まぁ、なるようになるべ」