ぎっくり腰(急性腰痛症)の原因と対処 ぎっくり腰(急性腰痛症)とは 突然、立って歩けなくなるほど腰が痛くなる腰痛症のことです。 原因は 荷物の移動や持ち上げ、長時間の座位、クシャミなどでも 発症するときがあります。 医学的には ・腰椎や骨盤周囲の骨折や靭帯損傷。 ・腰背部の筋肉や筋膜の損傷や炎症。 ・腹部及び骨盤内臓器の障害や炎症。 などが考えられています。 骨折や内臓障害の場合は入院加療が基本ですが それ以外の軽度のものなら通院や自宅療養でも可能です。 対処法は 一般向けの各種サイトや医学書には 側臥位(横向け)になり腰を丸めて寝ていましょう。 と、書かれています。 しかし、筋肉や靭帯の損傷の場合 負傷部位の多くは、椎体(背骨)の中心より後方(背中側)です。 腰を丸めていると傷口が開いたままになってしまいます。 痛みは少なくなりますが、治りは遅いです。 傷口が開いたまま、落ち着いてしまうため 再発しやすい不完全な治り方になります。 腹臥位(うつ伏せ)に寝ると傷口は閉じた状態になります。 傷口が圧迫されて痛みますが、治りは早いです。 傷口が閉じ、歪みや捻じれも修正されるため 再発しにくい良好な治り方になります。 もっとも効果的な対処法は 痛み止めを処方してもらい、うつ伏せに寝ていることです。 このときの、うつ伏せは 足の親指を触れ合わせ、膝を内側に逃がした内股で 肘を肩の高さより上げて手を重ね、手の甲に顔を乗せます。 顔は向きにくい方向へ向けましょう。 薬で痛みが少なくなると、動いてしまいがちですが 我慢して、傷が治るまで安静に寝ていましょう。 仕事や行事で、ゆっくり寝ても居られないときは ベルトやコルセットなどを正しく装着しましょう。 このときのベルトの装着部位は 骨盤の上半分を固定するように装着してください。 また、整体や矯正などで、さらに早く治ります。 骨盤矯正について お気軽に、お問い合わせください。 |