発売から1週間以上経ちましたね〜。
そろそろ冷静に見られるようになってきた訳なのですが、いろいろ言いたいことがでてきてしまったので、突発的にこのページを作成してみました。
色々ネタバレなことを言及しているので、そういったことが嫌な方はここから先はご覧にならない方が身のためです。
間違って入ってしまったという方は、今からでも遅くありません。こちらよりお戻りください。→
最初に言明しておきますが、たいしことは言ってません。
ただ一部聞き苦しかったり、妙にディープなことを言っているだけです(笑)。
また、自分は限定BOXの内容を見ていてますので、さらに要注意。
それとかなり長いですので、覚悟を決めるように!(^◇^;)
購入当初、クラウドやセフィロスがばりばり動いている、しかも相当激しく動いていることにばかり目がいっていて他のことにはあまり意識を向けられていなかったのですが、画面の動きにやっと慣れ、物語を丁寧に追えるようになってから、いろいろ、もう、いろいろ言いたいことがでてきてしまいました。(^^ゞ
まずはこれから言っちゃおうかな!(-.-#)
(1)冒頭のナレーション※FF7本編の紹介だね※
最初に言ったとおり、動いている彼らにばかり意識をとられていて気にしていなかったのですが、改めて字幕ありで見たとき、気づきました。
何考えてるんだ!制作者側!!と思わず絶叫。
気づいている方も多いと思いますが、本編の紹介といいつつ、内容間違ってます!
セフィロスがどうしてメテオを発動させたか、覚えてますよね!?
最初気づいたとき、ゲームクリアしてから大分時間が経っているので、記憶違いかと思いました。
だから慌ててメモリアルアルバムを引っ張りだして内容確認。
で、やっぱり、ナレーションの方が間違っていることが判明です。
ナレーションでは『憎しみのあまり星を【破壊】しようとするセフィロス』となってます。
はい!そこでメモリアルアルバムの内容確認です。
古代種の神殿でセフィロスは言ってます。以下台詞を一部抜粋。
『星が破壊されるほどの傷ができたらどうなる?どれだけのエネルギーが集まる?その傷の中心にいるのが私だ。エネルギーはすべて私のものだ。星のすべてのエネルギーとひとつになり私は新たなる生命、新たなる存在となる』
星を破壊するのが目的ではないっていうことがはっきり判ります。
セフィロスと直接関係のない人たちには、セフィロスはただ単純に星を破壊しようとしていたって思われていたということなのでしょうか。
シンプルに表現したかったとは思いますが、その辺はきちんと正確にお願いしたいです。
正統な続編を謳っている以上、これは当たり前です!!
(2)声 Part1 〜怒り編〜
お願いだから、声をあてさせるなら、きちんと『声優』さんを採用してください!
これはもう絶対言いたかったこと。
最近の傾向として、アニメでも何でも知名度を優先するのか、本職さん以外が声をあてることが多いです。
だが、しか〜し、いくら有名な俳優さんといえども、本職さんには敵わないと思います。
ヘッドホンを着用して聞いてみたら一発で違いがわかります。
もう息づかいとか、微妙な間とか、声の演技に差が出すぎてしまうんです。
今回、ACでもそういったことが行われています。非常に残念なことに。(T.T)
UMD版は必然的にヘッドホン着用で視聴しなければならない訳なのですが、力量の差がはっきり判ってしまいます。
一例を挙げれば、(これが一番顕著かな?)某シーンで某キャラがかなり激しく主人公に言い募るシーンで肩すかしをくらうんですよね〜。
感情がどんどん高ぶっていっているはずなのに、どうしても平坦に聞こえてしまう。
台詞を言うのに精一杯で、声での演技が疎かになっているようにしか聞こえません。
重要なシーンであれはないですよ。
クラウドがすっごくいい感じなだけに悔やまれます。
今からでも誰か別の人にキャスティングしてくれ!と叫びたい。
カダージュにはさんざんあれだけ要求した(※)のに、これだけかい!とちょっと怒りを感じたりして。
※コメンタリー内で、忘らるる都でカダージュが演説するシーンで、5行の台詞をとるのに4時間(だったかな?)かかったという話があったのです。そこまでNGだすくらい熱いれるんだったら平等にやれよ!
(3)声 Part2 〜和やか編〜
今だから言えますが、最初、セフィロスの声をトレーラーで聞いた時、それが誰だがすぐに判ってしまいました(笑)。
思わず心の中で、『もりもり』※だ〜!と叫んでしまいました。
※セフィロス役の森川氏はアンジェリークシリーズにも出演していて、そちらの関係でよく知っているんです。通称『もりもり』と呼ばれています。歌も歌われるんですよ〜。
それが判った時点で友人にメールを送ったりしてもう大変でした。
ご本人を知っているだけに(←失礼;)、あの『もりもり』がセフィロスだなんて、大丈夫かな〜、笑っちゃうぞ〜〜と思っていました。
それからトレーラーを見る度に妙に心配しちゃったり。f(^ー^;
結果として、彼でよかったと今では思っています。(^_^)v
でもできたら、私の一押しのあの方がやって欲しかったです。
あの声のセフィロス、一度でいいから聞いてみたい。
聞いてしまったら、恐らく正気じゃいられないと思いますけどね☆
半端じゃないあの声に滲み出る色気。
想像するだけでもううっとり別世界(←危なすぎ;)。
ああ、どうしてセフィロス役があの人にこなかったんだろう。(T^T)
(4)アニメLAST ORDER
これはもうなんと言ったらいいのか。
ここまで本編無視した作品もないんじゃないかな〜と怒りを通り越してもう呆然。(>_<)
どうしてこんな内容にしちゃったんだよ〜と泣くしかない。
今まで詳細の判らなかったザックスが主人公だということで期待していたのに・・・。
その結果がこれじゃもうお粗末すぎてお話になりません。
セフィロスが狂っていく過程を描写してくれると思っていたのに、それはなく、いきなり火事のシーンから。
まあ、それも仕方ないか〜、短い時間じゃ表現しきれなかったんだな〜と良心的に解釈してみたけど。
話が進むにつれ、何なのよこれ〜〜〜(`_´)状態に。
逃亡シーンはいいんですよ、逃亡シーンは。
ああ、こんなに苦労してたんだ、クラウドこんなひどい状態だったんだと納得できた。
ザックス兄ちゃんがとっても男前で格好良かったです。←想像していたとおり〜(*^▽^*)ェ
でも、ニブルヘイム魔晄炉でのクラウド&ティファはいただけなかった。
本編では、ティファは当時クラウドが事件に絡んでいたことを全然知らなかったし、廃人状態のクラウドの精神世界に入り込んで初めて事件の全容を知った訳なのですが・・・。
L.O.ではクラウドが助けてくれたこと知っちゃってるんですよ〜。
し〜か〜も〜、二人で会話しちゃってるし。
以下アニメより抜粋。
重傷を負っているティファをクラウドが移動させた後の会話。
T:「クラウド、来てくれたんだ」
C:(優しく【微笑み】ながらこっくりうなずく)←や〜め〜て〜
T:「約束、守ってくれたのね。ピンチの時にちゃんときてくれたんだ」
C:「ごめん、来るのが少し遅れた」
をいをい、本編無視しまくり話を作るんじゃね〜〜!!!
どうして本編を全面否定するような内容の作品を平気で商品にできるんだ!!!
しかも、恐らくBEFORE CRISIS※の複線なのでしょうけど(←どうせ!)、すっごく不自然な場面でタークスが登場してるし。
あの場にいるんだったら、最初から悲劇が起こらないように行動しろよ!お前ら!!!
※自分は諸事情によりBCは未プレイなのですが、気になったのでネットサーフィンしてみました。で、色々な方のプレイ顛末拝見する限り、どうやらいろいろ設定変更されてしまっているようですね(性格が変わっちゃってたり)。物語を成立させるために、大元になる本編と話変えてしまってどうするつもりなんだろう。根強いファンがいるからこその続編等だと思うんですけどね〜。
それともう一点。
クラウドがセフィロスを魔晄炉に落とすシーン。
あれも全然違うモノになってました。(×_×;)
本編だと、正宗に刺されたクラウドが渾身の力を振り絞ってセフィロスを魔晄炉に振り落とす訳なのですが・・・。
L.O.だとやっぱり別物に・・・。(>_<)
し〜か〜も〜、やっぱりCRISIS COREの複線だろうシーンが思いっきり入ってました。
正宗に刺された状態で、セフィロスを振り飛ばすシーンは勿論あります。
が、振り飛ばされる先が魔晄炉ではなく、床になってます。
で、正宗に刺されたままの状態のクラウドがセフィロスの方を見る訳なのですが・・・。
この時、何故だかクラウドの目に碧色の光がすうっという感じに走って、それを見たセフィロスがふっと嗤う。
そしてこの後自分からジェノバの首を抱えて魔晄炉に飛び込んでしまいました(しかも涙流してたし)。
はぁ!?今、何が起こったの??何が言いたいの???
これはもう、CRISIS COREをやれ!ということでしょうね〜〜〜。((;・・ヘ)
最後は勿論切ないあのシーンになる訳なのですが・・・。
これは音と声のみでの演出でした。
クラウドが嘆くシーンが見たかったのに残念。
それとこれが一番衝撃的だったのですが、ザックス、ニブルヘイム事件当時18歳だったんですね〜。
クラウドと2歳しか離れていない計算に・・・。
思わず本当かよ!?と思いました、はい。
本編を考えなければ、良いできだとは思うんですけどね〜〜〜。(;-・。・-;)
(5)タイアップ曲
あれはいれる必要全くなかったと思ってます。(-_-;)
確かに歌詞の内容を見れば、テーマ曲にしたいって気持ち、判らなくもないんだけど・・・。
氷室氏の曲をバックにバイクを駆るクラウド。
絵的にいってすっごい違和感ばりばりです。
一回見ただけでそれ以降は気づいたら飛ばしちゃってますよ、正直言って。
どうしてあんなことしたんだろう〜とちょっと疑問。
あのシーンいれるんだったら、もう少し本編を頑張ってもよかったんじゃないかと思います。
あ、個人的には氷室氏好きなんです。CALLING持ってますし(笑)。
(6)エアリス
この人のことは、もう何と言えばよいのか。
クラウドにとって大切な人だっていうのは判るのですが、今回の扱いはもう人間超えちゃってましたね。
不治の病と言われていた(治療法がないbyクラウド)星痕症候群をあっさり治しちゃうし。
そんな力があるんだったら、とっとと治しやがれ!と思ったのは自分だけではあるまい。(^_^;)
カダージュ達も昇天させられる力持ってるし〜、もう、無敵状態!?
これこそ究極の何でもありでした。
これからAC絡みの作品書こうかな〜と思っているので、この人のこの扱い、存在意義についてはまだまだ色々考えなければな〜と思います。
でも、ザックスと一緒にいられて良かったねvv
(7)セフィロス
これももう何と言っていいのやら。
ACは救済の物語だと思っていたのに、一番救われて欲しかった人が救われませんでした。
クラウドも確かに相当悲劇的な人生送ってますが、この人もそれに負けてなかったと思う。
そのクラウドが救われているのに、この人はそうではなかった。
それがとても残念です。
クラウドとのバトルシーンは確かに凄くて凄いです(←日本語変;)
でも、ただそれだけ。
それ以上でもそれ以下でもありませんでした。
そこに救いは見られなかった。
それが残念。
でも、動いてしゃべっているセフィロスを見られたことは嬉しかったです。
クラウドとのバトル時、正宗だけじゃなく手とか使ってたりして。
そんなこともしちゃうんだ〜vと馬鹿みたく興奮してました。
一生懸命なクラウドに対してどこか余裕の漂う英雄さまがよかったです。
ただし、超究武神覇斬ver.5を受けるとき、どうしてあんな無防備だったのか不思議です。
今までの余裕は何だったんだろう??
ベースになってるカダージュの身体を酷使しすぎ?
カダージュへの憑依状態には時間制限でもあったの?
それともクラウドの剣が分離したことに意表を突かれて動けなかったとか?(←それは自分;笑)
それまで凄まじいバトルを繰り広げていただけあって、ちょっと拍子抜けな終わり方でした☆
それにしても視聴者層を考慮した結果だと思うけど、刺されても撃たれても出血しないクラウドは凄すぎです。
あと、数々の台詞。
あれはいったい何の意図があるんだろう?
どうしてそこまでクラウド一人に執着しまくるかな〜。(^◇^;)
自分を唯一斃した&斃せる相手だからといっても行き過ぎな気が・・・。
制作者側にそこのところ聞いて回りたい。
『お前への贈り物を考えていた』
『絶望を贈ろうか』
上記2点の台詞はFF7に対するオマージュだというのは判るのですが・・・。
本編で黒マテリアをセフィロスに渡す一連のシーンのなかで、クラウドが言ってたことを思い出しました。
『セフィロスへの怒りと憎しみ。それは俺がセフィロスのこと、忘れないようにとセフィロスがくれた贈り物』
そっか、これの続きだったんだ〜と一人納得しちゃいました。
(8)好きなシーン・クラウド限定!?
これに関してはもうほとんど全編!とか言いたいのですけど(笑)。
ラストで微笑むクラウドも捨てがたいし、ザックスの剣を前にして呟くシーンも良いです。
勿論、セフィロスとのバトル終了後の清々しいシーンもすっごく良かったです。
が、敢えてあげるなら、セフィロスとの戦闘中、足場にしていた剣を2本に分離してそれを利用して窮地を脱するシーンです。
宙で華麗にバック転するクラウドがすっごく素敵、ツボにストライクです。ヾ(^v^)k
何度見てもついうっかり見惚れてしまうほど大好き(笑)。
この後のセフィロスとのバトルシーンも大・大好きです(必死な様子がとってもよろしい;笑)。
序盤のレノの言葉に反応して扉を蹴る、ちょっとワイルドなクラウドにもくらくら。
動いて話している姿を見られて嬉しいかぎりです。
剣が自由自在に分離できるというのもすっごく良かった。
ずっとそれを活用した闘い方してましたしね〜。
ロッズ&ヤズーとのトンネルのなかでのシーン、二人相手に剣を分離させて一歩も引かない姿が良しです。
ただ、どれがどういう風に組み合わさるのか不明すぎて、ちょっと知りたい。(^^ゞ
あの剣のフィギュアがでるなら是非購入したい!と思っちゃいました。←馬鹿すぎ;
◇最後に◇
ここまで読んでくださってありがとうございます。<(_ _)>
何とコメントすればよいのやら〜状態のまま、いろいろ書き連ねてきましたが、それでもこの作品はとても大好きです。
自分のなかで賛否両論な意見が出てきてしまう作品でしたが、購入して良かったと本当に思っています。
FF7という作品により厚みがでたことを嬉しく思っています。
矛盾点は置いておくとして(目を瞑るとも言う)、十分楽しめる作品だと思います。
FF7もう一度やり直そうかな♪
’05/09/25記
END